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早大「早稲田文化芸術週間」が新型コロナで中止に 特設サイトを開設へ

昨年、早稲田キャンパスで開催した「Museum LIVE」の様子(提供:早稲田大学文化企画課)

昨年、早稲田キャンパスで開催した「Museum LIVE」の様子(提供:早稲田大学文化企画課)

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 早稲田大学(新宿区戸塚町1)が10月12日~21日に開催を予定していた「早稲田文化芸術週間2020(以下、文化芸術週間)」を中止すると6月18日、発表した。

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 早大文化推進部が主催する同イベント。建学以来、積み重ねてきた歴史と伝統を通して蓄積された「早稲田らしさ」「早稲田文化」の魅力を伝えるイベントとして、2010(平成22)年から開催している。「早稲田大学最大の文化芸術フェスティバル」(早大文化推進部)と位置付けており、毎年2万人近い参加者があるという。

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 昨年は「はじける情熱・つながる感動」をキャッチコピーに、大学・学生・地域が一体となり、非常勤講師や近隣の飲食店のオーナーを招いての講演会やパフォーマンスサークルによるライブ、ワークショップなど、「観(み)る」「学ぶ」「楽しむ」「食べる」「知る」の5つのカテゴリーで約40のイベントを展開した。

 今年も学生によるライブやワークショップ、早大文化推進部の学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー」が、半年間にわたり準備してきた企画を実施する予定だった。イベント最終日の10月21日は早稲田大学の創立記念日に当たり、昨年は大隈記念講堂の改修工事のため開けなかった早稲田大学交響楽団による「WASEDA Anniversary Concert」も中止となった。

 文化芸術週間の中止は、5月に入ってから本格的に検討を始めた。中止にした理由について文化推進部の武笠真結さんは「新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、先行きが不透明になる中で、文化芸術週間は毎年多くのお客さまに来場いただいているイベントである」とし、「お客さまや出演者、協力いただく全ての皆さまの健康を第一に考え、非常に心苦しい判断となった」と話す。早稲田大学では10月に開催予定だった卒業生の同窓会組織「早稲田大学校友会」の祭典「稲門祭」の中止を5月に発表しており、足並みがそろう形となった。

 文化芸術週間の中止に伴う代替企画として早稲田文化特設サイト「早稲田文化ラボ」(仮称)を開設し、多数のコンテンツを随時配信する。武笠さんは「『早稲田文化を届けたい』と集まった思いを無駄にせず、オンラインでも可能なコンテンツを思案したい」と話す。

 「早稲田文化芸術週間は学生や地域の方々などの早稲田を愛する人から早稲田を知らない人までを文化や芸術でつなぐ有意義な機会だと考えている。今回は開催中止となり、生の感動体験や喜びをお届けできないが、引き続き学生の皆さんや周辺商店街の方々などの『早稲田文化ファミリー』の皆さまの協力を頂きながら、代替企画を通して、早稲田の文化・芸術を絶やすことなく発信したい」と意気込む。

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