高田馬場にあるカレー専門店「プネウマカレー」(高田馬場1、TEL 080-5434-2626)が7月6日に3周年を迎えた。
店主の長谷薫さんが、2016(平成28)年に開催された「瀬戸内国際芸術祭」の期間中に、会場の一つである伊吹島で期間限定のカレー店を出店した経験を生かし、土地勘のあった高田馬場にオープン。「瀬戸内国際芸術祭」には、小笠原諸島で外来植物の駆除をする仕事で知り合った伊吹島の漁師の紹介がきっかけで出店していた。
長谷さんは「以前からカレー店をやりたいと思っていたが、なかなかきっかけをつかめずにいた。伊吹島での出店で手応えを感じ、オープンを決心した」と話す。店名は、ギリシャ語で「息吹」という意味も持つ「プネウマ」を取り入れ「プネウマカレー」にした。店舗面積は約8坪で、新型コロナ対策で全8席を7席に減らしている。
提供するチキンカレーは、伊吹島のアンチョビーを使用した「スパイシーでコクのあるカレー」という。オリジナルのスパイスは、毎日ひきたてのものをブレンドする。「前日の残り物のカレーを提供したくないし、捨てたくもない」と長谷さん。その日に仕込んだカレーが売り切れになると店じまいにしている。
メニューは「チキンカレー」(普通=580円、中盛り=630円、大盛り=680円)、「トッピング用たまご」「トッピング用チーズ」「ひよこ豆のピクルス」(以上50円)、テークアウト(580円)を用意する。木曜・金曜限定で「ビーフカレー」を提供していたが、新型コロナウイルスの影響で現在は提供をやめている。代わりに不定期で「辛口特製チキンカレー」(普通=630円、中盛り=680円、大盛り=730円)を提供している。
長谷さんは「当店のカレーは、『安くて、早くて、満足してもらえるものを提供する』がコンセプト。昼ご飯を牛丼にするか、カレーにするか迷ったときに選んでもらえるような毎日食べられるカレーを目指している。スパイスのキレとコクのバランスにこだわっているので、ご賞味いただければ。末永く愛されるお店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時45分~15時30分、17時~20時。日曜、祝日定休。