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高田馬場・早稲田で「Go To Eat」に飲食183店参加 「常連さんにもお勧め」

以前に比べ人通りが増えてきた高田馬場駅前の様子(10月16日)

以前に比べ人通りが増えてきた高田馬場駅前の様子(10月16日)

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 10月1日に始まった「Go To Eatキャンペーン」の「オンライン飲食予約」に、高田馬場・早稲田エリアの飲食店183店舗が、現在参加している。

多くの人が行き交う高田馬場駅前の10月15日夜の様子 その1

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 「Go To Eatキャンペーン」は「感染予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、食材を供給する農林漁業者を応援する」(農林水産省)ための施策。日本標準産業分類「76飲食店」に該当する飲食店が対象で、接待・遊興などを伴う飲食店は除外になっている。参加店舗には、国や都道府県が取り決める感染症対策を求める。

 「Go To Eatキャンペーン」は、登録飲食店で使える購入額の25%を上乗せする「プレミアム付食事券」(都道府県ごとに発行)とオンライン飲食予約サイト経由で予約・来店した人に次回以降に飲食店で使用できるポイント(1人=ディナー1,000円、ランチ500円)を付与する「オンライン飲食予約」で構成される。新宿区の「プレミアム付食事券」は10月7日時点で準備中になっている。

 「オンライン飲食予約」での登録数は、「HOT PEPPERグルメ」で高田馬場駅=83店、早稲田=8店、西早稲田=6店、「ぐるなび」で高田馬場=38店、早稲田=4店、「食べログ」で高田馬場=69店、早稲田周辺=18店、「Yahoo!ロコ 飲食予約」で高田馬場=25店、早稲田=1店、「一休.comレストラン」で高田馬場=12店、「FTP(favy、トレタ)」で高田馬場・早稲田=3店、「ozmall」で高田馬場早稲田=8店、「Retty」で高田馬場=27店、早稲田=7店となっている(重複登録の店もある。エリア区分はサイトによる)。

 高田馬場の居酒屋の料理長は「手応えを感じている。サイトからの予約が1日5件以上はある。報道されているようにポイント狙いのお客さんもいなくはないが、大半はまともなお客さん。新規2人での予約が多く、常連さんにもGo To Eatをお勧めしている。反響の大きさから早々に打ち切りになるのではないかと思う」と話す。

 別の居酒屋のオーナーは「1つのサイトで登録しているが、うちは全然お客さんが入らない。むしろ、暇になっている感じ。複数のサイトに登録しないと駄目なのかもしれない。他のサイトに申し込みをしているところだが、掲載まで時間がかかりそう」と話す。

 別の居酒屋のオーナーは「予約サイトに登録していないお客さんも多く、常連さんに会員登録と予約をお勧めしている。行きつけのお店で少しぜいたくができたり、この機会に、行ってみたいと思っていた店に行ってみたりという楽しみ方もできる。お得なキャンペーンなので、ぜひこの機会を活用していただければ」と呼び掛ける。

 カフェレストランのオーナーは「数日前からスタートしたが、毎日1~2件の予約があり、期待以上。当店はランチ予約とテラス席を指定しての予約が多く、みなさん感染防止を考えながら、楽しんでいただているようだ」と話す。

 焼き肉店のオーナーは「以前からオンライン飲食予約サイトを使っていたので、スムーズにはじめられた。Go To Eatが始まって、サイトからの予約が倍くらいになり、初めてのお客さんが多い印象。常連さんとの兼ね合いも大事にしていきたいので、ネット予約の座席数は増やしてない。外食をしてもいいんだという雰囲気に変わったのがありがたい」と話す。

 高田馬場駅周辺では、夜の人通りが増加しており、感染防止対策に取り組みながらウィズコロナの日常生活が定着しつつあることが伺える。「オンライン飲食予約」のポイント付与は来年1月末まで、利用は3月末まで。

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