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西早稲田「Whistle CAFE」が早大学生11団体とコラボメニュー 「活動盛り上げたい」

「Whistle CAFE」とのコラボレーションメニューを提供するサークルの皆さんとオーナーの吉田和生さん(前列中央、撮影のためマスクを外している)

「Whistle CAFE」とのコラボレーションメニューを提供するサークルの皆さんとオーナーの吉田和生さん(前列中央、撮影のためマスクを外している)

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 西早稲田のカフェ「Whistle CAFE(ホイッスルカフェ)」(新宿区西早稲田2)が、同時期としては最多となる11の早稲田大学の学生団体とのコラボメニューを展開している。

「Whistle CAFE」とコラボメニューを出す早大サークルの皆さん その1

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 「Whistle CAFE」は、店主の吉田和生さんが高校生の時から抱いていた「人生の中で衣食住に関連する職種を経験したい」という思いから、アパレルショップ、不動産店で勤務した後、2014(平成26)年にオープン。例年100回を超える貸し切りパーティや早稲田大学の学生団体やサークルとのコラボメニューを提供していることで知られる。

 「Whistle CAFE」でサークルとのコラボメニューの提供を開始したのは2016(平成28)年。「早稲田大学チアダンスチームMYNX(ミンクス)」が単独公演を行う際に、常連客だったメンバーがコラボメニューの提供を「Whistle CAFE」に依頼したことをきっかけに、他の団体からも依頼が増加。それ以降、2016年は4団体、2017(平成29)年は18団体、2018(平成30年)年は20団体、2019年は22団体24個のコラボメニューを提供してきた。

 今年度は昨年度を超える数のコラボメニューの提供を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各サークルの単独公演が中止や延期に。早稲田大学の春学期の授業のオンライン化、対面を伴うサークル活動の自粛なども重なり、3月から6月のコラボメニューの提供がなくなってしまったという。

 サークル活動が8月から段階的に再開したことに加え、早稲田祭がオンラインで開催されることや、各サークルの単独公演やイベントが開催できるようになったことなどを契機にコラボメニューの依頼が増加。早稲田祭が開催間近ということもあり、11団体とのコラボメニューを同時に展開することになった。

 吉田さんは「各サークルの単独公演のテーマやイメージを踏まえながら、コラボメニュー担当者との打ち合わせを重ね、通常メニューに足していったり、一から作ったりしながら、最終的にコラボメニューを決定する」と話す。

 それぞれの団体のコラボメニューを早稲田祭や単独公演に先駆けて提供を開始する。コラボメニューは以下の通り。

 「早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERS」=「ベーコンとズッキーニのレモンクリームパスタ」、「早稲田大学チアダンスチームMYNX」=「MYNX丼」、「バンカライズム-万色主義-」=「ベーコンとほうれん草の柚子こしょうパスタ」、「早稲田大学公認企画サークルWalkin’」=「ナスのミートソースパスタ」、「単位ブレイカーズ」=「目玉焼きナポリタン」、「早稲田大学応援部チアリーダーズBIGBEARS」=「ベーコンとかぼちゃのクリームパスタ」=「早稲田祭2020」とは「からあげカルボナーラ丼」、「早稲田大学広告研究会」=「大人のトマクリパスタ」、「中夜祭2020『全裸祭』」=「脱ぎ脱ぎサラダ」(以上、コーヒーまたは紅茶付き、1,100円)、「企画集団便利舎」が主催する早稲田祭企画「早稲田王決定戦」=「早稲田王ワッフル」、「早稲田大学書道パフォーマンスサークル漣」=「黒ごまアイスと小豆と白玉のワッフル」(以上、コーヒーまたは紅茶付き、880円)。

 吉田さんは「今年はコロナの影響により、学生も例年とは異なる一年になってしまった。たった一度の大学生活における貴重なサークル活動だからこそ、Whistle CAFEとしてはできる限り協力し、コラボメニューを提供することによって各団体の活動を盛り上げていきたい」と話す。

 「今後も手指消毒、手洗いうがい、こまめな換気などのコロナ対策を徹底しながら、引き続き老若男女に愛されるカフェを目指すとともに、各サークルにとってWhistle CAFEが思い出の場所、思い出のメニューを提供できるように、ウィズコロナの時代を歩んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時(短縮営業中)。月曜定休。コラボメニューの提供終了時期は各団体によって異なる。

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