今年で10回目となる地域イベント「高田馬場まつり」の開催が10月14日に迫った。JR高田馬場駅前から明治通りまでの早稲田通り約600メートルの両側の商店企業で構成される商店街が主催する。一般道路を規制して商店街にミニSLを走らせるほか、模擬店やパフォーマンスなどが3つの会場で繰り広げられる。
高田馬場まつりの模擬店でにぎわう高田馬場駅前広場(過去の開催風景)
機関車トーマス、パーシー、ジェームズの3台の機関車が4両の客車を牽引し早稲田通りを走る「わくわくトレインツアー」は、子どもたちを乗せ東京三協信用金庫本店前(新宿区高田馬場2)を出発して明治通りで折り返す。
トレインツアーを行う(早稲田通り)ほか、高田馬場駅前広場では戸塚第二小学校金管バンドなどによる演奏、早稲田大学応援部演技、猿回しなどのパフォーマンスを披露するほか、焼きそば、フランクフルト、カレーなどの模擬店が出店。BIGBOX高田馬場コンコースには、子どもたちが恐竜を操縦して動かす恐竜操縦ステーションを設ける。
高田馬場まつり実行委員長の杉森昭祐さんは「小さな子ども連れで商店街を歩いて楽しんでもらえるような祭りにしたかった。どうしたらいいか、一生懸命考えて早稲田通りで機関車を走らせることを思いついた。企画から当日の運営まで苦労も多いが、商店街加盟店だけでなく、戸塚第二小学校のPTAをはじめ、徐々に地域の人たちが手伝ってくれるようになってきて、地域の祭りとして育ってきたと感じる。今年もたくさんの子どもたちの笑顔が見たい」と、ほほ笑む。
開催時間は10時30分~16時30分。「わくわくトレインツアー」の始発は10時30分、最終切符発売は16時。切符は100円。雨天中止。