西武鉄道が来年春のダイヤ改正で終電車の繰り上げを行うと、11月9日に発表した。
夜間作業の時間確保を実現し、今まで以上に安全かつ効率的に鉄道工事を行うことで乗客に安全・安心なサービスを提供するため、また新型コロナウイルス感染症の影響により、特に深夜時間帯の利用状況が変化したことを踏まえて決めたという。全路線を対象とし、上り下りともおおむね20~30分終電車を繰り上げる。
高田馬場駅の平日は、本川越行き(拝島)=0時1分を23時46分に、新所沢行き=0時47分を0時18分に、上石神井行き=0時50分を0時20分に繰り上げる。土曜・日曜・祝日は、本川越行き(拝島)=23時47分を23時35分に、新所沢行き=0時10分を0時18分に、上石神井行き=0時33分を0時20分に繰り上げる。現時点では検討中で今後変更になる可能性がある。
改正後のダイヤは来年1月に発表する。混雑対策として終電車の前に臨時電車の設定も検討する。始発電車の繰り下げは行わない。