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高田馬場に「ラモスカレー」 ジャスミンライスに変更するなど「理想のカレーに」

新たに店舗をオープンした「ラモスカレー」のRyoさんとFumiさん(左から)

新たに店舗をオープンした「ラモスカレー」のRyoさんとFumiさん(左から)

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 ココナツカレー専門店「ラモスカレー」(新宿区高田馬場3)が10月25日、高田馬場にオープンした。

「ラモスカレー」の新メニュー「キーマカレー(スパイス入り)」

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 「ラモスカレー」は、RyoさんとFumiさんが、2017(平成29)年に立ち上げたココナツカレー専門店。店舗物件を探していたところ、高田馬場の居酒屋「ニュージャック」の店主・大石徹さんに定休日の月曜に店を間借りしないかと提案されたことがきっかけで、同所でカレー専門店を営んできた。

 2019年からは、同じく「克ッ 高田馬場」の店主・金澤和輝さんの紹介で、高田馬場駅前のバー「BABABAR(バババー)」(以上、高田馬場2)で火曜~金曜のランチタイムの営業を開始。その後、「BABABAR」から「Bar DAIGO」に移転していた。地元飲食店の若手店主たちのコミュニティーのつながりの中で間借り営業を続けてきた。

 探していた条件の物件が見つかったため、間借りを卒業し、自身の店舗を構えることに。9月30日に「Bar DAIGO」を、10月12日に「ニュージャック」での営業をそれぞれ終了し、準備を進めてきた。Ryoさんは「ずっと自分の店を持ちたいと思い物件を探し続けてきた。これまで間借りでお世話になり、本当に感謝している」と話す。

 「タイカレーと日本のカレーのハーフのようなカレー。伝わりにくいので、『ココナツカレー』とうたっている」(Ryoさん)という。「ココナツカレー」と、スパイスを加えた「スパイスココナツカレー」の2種類を提供してきた。新たに間借り時代にミニサイズで提供していたキーマカレー、「海老(えび)と卵の具沢山カレー」をレギュラーメニューに加えた。

 間借り時代は、ワンプレートで提供していたが、ルーとライスをセパレートにして提供できるようになった。以前のワンプレートを希望する客も多いこともあり、注文時に伝えることでワンプレートでの提供にも対応する。ライスをコシヒカリからジャスミンライスに変更したほか、ルーにフルーツを入れ、スパイスを増やすなど、間借り時代にはできなかったことに取り組む。

 メニューはランチ限定の「選べるランチカレー」として「チキンカレー」「ほうれん草トマトカレー」「チキンほうれん草カレー」(以上700円)、「チキンカレー」はディナーでは750円)の3種類を提供するほか、ディナーでも提供する「6種の野菜カレー」(820円)、「6種の野菜とチキンのカレー」(910円)、「海老(エビ)と卵の具沢山(だくさん)カレー」(1,100円)を用意。

 カレーは全てプラス70円でスパイス入りカレーに変更でき、ランチではライスの大盛り(250グラム)、特盛り(300グラム)が無料。トッピングは「花山椒(ざんしょう)」「追加スパイス」(以上70円)、「焼きチーズ」「たまご」「にんにく」(以上100円)、「追加パクチー」(200円)。ランチドリンクは「チャイティー」「ウーロン茶」「りょく茶」(以上200円)、「フルーツジュース」(400円)、「缶ビール」(500円)を用意する。

 ディナーでは、「チキンチーズカレー」「チキンたまごカレー」(850円)、「ほうれん草トマトチーズカレー」(820円)、「キーマカレー」(900円)、キーマカレーとココナツカレーの「合がけカレー」(1,200円)も提供する。ディナーではソフトドリンク(300~400円)ほか、アルコールも用意し、「ラムチャイ」(700円)や「ハートランドビール」(650円)、「ハイボール」「ウーロンハイ」「緑茶ハイ」(以上500円)、「スパークリング」(3,000円~)などを用意する。土曜・日曜はランチもディナーメニューの提供となる。

 Ryoさんは「いつか自分の店を持ちたいという気持ちで頑張ってきた。間借り時代から改善を加えて、理想のカレーに近くなった。アイデアはまだまだあるので、新しいカレーメニューを開発したり、店内設備も良くしたり、挑戦を続けていきたい。末永く愛されるカレー専門店にしていけば」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~22時。テークアウトとUber Eatsにも対応する。祝日定休。

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