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初のオンライン「早稲田祭」「理工展」閉幕 早慶戦勝利・優勝、エリアに明るい知らせ

10シーズンぶりの優勝が懸かった「早慶戦」直前の明治神宮球場前の様子

10シーズンぶりの優勝が懸かった「早慶戦」直前の明治神宮球場前の様子

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 早稲田大学の学園祭「早稲田祭2020」「第67回理工展」、東京六大学野球秋季リーグの「早慶戦」が11月7日、8日に開催された。

オンラインで開催された「早稲田祭2020」、早稲田キャンパス正門の様子

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、史上初のオンライン開催となった「早稲田祭2020」。主催の早稲田祭2020運営スタッフ(以下、運スタ)は、「今、新たに」をキャッチコピーに例年とは異なる運営に取り組み、約300の企画をオンラインで配信した。

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 例年、多くの来場者でにぎわうキャンパス内には企画の出演者だけが入場でき、各校門には運スタのスタッフが常駐。関係者かの確認を行うと共に、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みを行った。毎年恒例となっている大学周辺のごみ拾いも実施した。

 昨年アーティストを招くなどした早稲田アリーナのステージでは、学生サークルのパフォーマンスを中心に行うなど、昨年からの変化が多く見られた。毎年注目を集める「早稲田王決定戦」では、2年連続の予選敗退を経て3年目で念願の候補者となった岡田大毅さんが早稲田王に輝いた。「早稲田で一番自由な奴(やつ)」がキャッチコピーだった。

 早稲田理工の学園祭「第67回理工展」もオンラインで開催。昨年リリースした「理工展公式アプリ」をアップデートした「理工展パンフレットアプリ」、西早稲田キャンパスをVRで再現した「バーチャル理工展アプリ」をリリースし、オンライン開催に備えた。11月8日には、「理工展パンフレットアプリ」がApp Storeの「ナビゲーション」カテゴリで137位にランクインした。

 「バーチャル理工展アプリ」では、例年の理工展と同じように、教室内部で行われている展示も再現。気球、ガチャ、着せ替えなどの隠し要素も取り入れ、参加者に楽しんでもらえるよう工夫した。ツイッター上では「バーチャル理工展アプリ、結構遊べる。」「理工展アプリ、じわじわくる」「理工展アプリすごいぜ 矢口くんかわいいな」(以上、原文ママ)などの反響があった。

 明治神宮球場では、東京六大学野球秋季リーグの第8週「早慶戦」が開催。早川隆久主将の力投、蛭間拓哉選手の2試合連続のホームランなどで、早稲田大学は慶応義塾大学に2勝し、10シーズンぶりの優勝に輝いた。優勝回数は46回となり、法政大学と並んだ。

 早慶戦に先駆け、早稲田大学応援部がユーチューブで公開した「第67回早慶戦前夜祭 稲穂祭」は早慶戦当日までに約3万回再生された。恒例の「優勝パレード(ちょうちん行列)」は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で行わず、早稲田大学応援部が主催するオンライン優勝祝賀会を開催。11月9日時点で約2万4000回再生された。近隣飲食店では、早稲田大学の優勝を祝う雰囲気に包まれた。

 運スタ代表の福島陽(ひなた)さんは「2日間で最高同時視聴者数約7000人と従来の早稲田祭をも超える結果を出すことができた。視聴者や参加団体参加者の皆さまをはじめ、地域の方や卒業生の応援が支えになった。感謝申し上げたい」と振り返る。

 「一方で初のオンライン開催に当たり、至らなかった部分や難しかった部分も多くあった。来年以降は未定だが、このような課題解決部分も含め未来にしっかりバトンを渡したいと思っている。皆さまにとって新たに進むきっかけになれば。本当にありがとうございました」とコメントを残した。