沼津から直送する鮮魚を中心に職人が一つ一つ握るすしを提供する「まるがまる 高田馬場店」(新宿区高田馬場1、TEL 050-3116-5799)が、2月16日にオープンした。
同店は、首都圏において「アカマル屋」「焼肉万里」「東京チカラめし」「金の蔵」などの飲食店を展開する三光マーケティングフーズの店舗で、居酒屋業態「東方見聞録 高田馬場店」から、すし店への業態転換。「東方見聞録」は1998(平成10)年に新宿東口に1号店がオープン。大規模展開している企業として初めて居酒屋に「個室」を導入したブランド。時代の変化に対応するため「東方見聞録」は縮小、高田馬場店は「東方見聞録」の最期の一店舗だった。
すし店への業態転換は、沼津漁港で最古の歴史を持つ漁業協同組合「沼津我入道漁業協同組合」と同社の、日本の漁業の活性化と相互の事業の発展を目的とした業務提携による取り組み。店長経験のある社員が沼津に移住して同漁協の準組合員として活動するなどの人事交流も行っている。店名の「まるがまる」は、同漁港のシンボルマーク「丸に我」を由来とする。
フードメニューは、「食べ放題コース(すし、一品料理、デザート付き100分)」(スタンダードコース=3,500円、お寿司堪能コース=4,000円、食べ尽くしコース=5,000円)。女性、シニア(65歳以上)=500円引き、小学生=半額、幼児=無料。飲み放題(1,000円)。
そのほか「寿司盛り合わせ」(沼津握り5貫=880円、10貫=1,580円、まるがまる握り5貫=680円、10貫=1,380円)、「単品握り」(玉子=100円、アジ、イカ、エビ=以上130円、まぐろ赤身、イワシ=160円)などから。
ドリンクメニューは、サワー(380円~)、ハイボール(420円)、スーパードライ生ビール(580円)、焼酎(480円~)、日本酒(580円~)など。コース、単品のオーダー共に「飲み放題」(1,000円)。
立ち上げに携わった同社の土屋弦さんは「回転していない『すし』は高いというイメージがある。実際、回転ずしと高級店の間の価格帯のすし店は少ない。当店では、漁港直送の新鮮な魚を職人が一つ一つ丁寧に握るすしを手頃な値段で提供する。食べ放題コースで値段を気にすることなく、すし料理を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。
席数は80席。200席以上が用意できる空間に、ソファ席や半個室などをゆったりと配置し、無線LANも用意する。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=15時~20時(土曜・日曜・祝日は終日ディナータイムメニューを提供)。緊急事態宣言終了後は、23時まで営業予定。