高田馬場駅前広場の周りで現在、ドン・キホーテ高田馬場駅前店(新宿区高田馬場1)のスタッフがハロウィーン衣装でほうきや火箸を手に清掃を行っている。
ドン・キホーテ店頭の、ハロウィーングッズ売り場前、清掃に出掛ける前のスタッフ
高田馬場駅前広場は、待ち合わせや飲み会後のたまり場となり、深夜まで多くの人でにぎわう場所。そこに多くの瓶や缶、菓子袋などのごみが捨てられていることに気付いた高須友輔店長の発案で、2月末から毎日14時20分ごろから、6人ほどの社員を中心とするスタッフが店と高田馬場駅間の周辺のごみ拾いを行っている。ごみは広場や店頭の植え込みに投げ捨てられた酒の瓶や缶が特に多く、集めたごみは多いときで90リットルのごみ袋2袋が一杯になることもあるという。
高須店長は「昨年10月に高田馬場店に赴任した当時から店の前や駅前広場にごみが落ちているのが気になっていた。ごみの中にはドン・キホーテの黄色いビニール袋も入っている。申し訳ないという気持ちも手伝って毎日清掃することをスタッフに提案した。2月という寒い時期だったが、みんな協力的で楽しんでやってくれている。清掃中に地域の方から『ありがとう』と声を掛けられたり、ツイッターでこの取り組みが取り上げられたりすることもやりがいにつながる」と話す。
ハロウィーン衣装での清掃は10月末まで。11月からは通常に戻り「ドンポロ(同社のポロシャツ」や「ドンジャン(同社ジャンパー)」で行うという。