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フィンランド発のデリバリー「Wolt」が高田馬場・早稲田エリアに 「おもてなし」特徴

「Wolt」だけでデリバリーに対応する早大近くの炭焼丼専門店「どんぴしゃり」、系列の油そば専門店「図星」の皆さんと「Wolt」の配達パートナー(デリバリーは「どんぴしゃり」のみ)

「Wolt」だけでデリバリーに対応する早大近くの炭焼丼専門店「どんぴしゃり」、系列の油そば専門店「図星」の皆さんと「Wolt」の配達パートナー(デリバリーは「どんぴしゃり」のみ)

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 フードデリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」が、高田馬場・早稲田エリアでのサービス提供を5月14日に開始する。

高田馬場のハンバーガー専門店「ホーミーズ」がデリバリー対応するフード その1

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 「Wolt」はフィンランドのヘルシンキで2014(平成26)年に開始したサービスで、平均30分程度の配達と1分以内に返答を行うチャットサポートが特徴。現在は23カ国160都市以上で事業を展開。日本では昨年3月に広島市で初めてサービスを開始し、以降、東京など13都道府県18都市に対象エリアを広げてきた。ロゴが大きくプリントされた水色のバッグやユニホームが特徴。

 Woltによると、「ヘルシンキは人口密度が低く、悪天候でフードデリバリーに厳しい環境で、それに対応するため効率的な配達が行えるシステムを構築してきた」という。配達パートナーは交通安全ルール順守などを含む適性テストに合格した人のみで構成。集めたフィードバックによりサービスの改善を継続し「幸せの国・フィンランドならではの『温かみのあるおもてなし』を取り入れながら『質の高い顧客体験の提供』を追求する」という。

 4月28日にはローソンが運営するコンビニエンスストア「ナチュラルローソン」都内13店舗と提携。発祥地であるフィンランドでは食品のみならず日用品や家具のデリバリーサービスも展開しており、日本においても今後はナチュラルローソンをはじめ食料品・日用品を中心とした小売店でのデリバリーサービスも予定している。

 高田馬場・早稲田エリアの提携レストランは、早大周辺の飲食店「ワセメシ」も多く、炭焼丼専門店「どんぴしゃり」、油そばの「東京麺珍亭本舗」「まぜそば専門店えん家」、みそタンメンの「波風タテヲ」などが。ハンバーガー専門店「ホーミーズ」、アジア料理店の「SARAY KEBAB」「韓国冷麺専門 李家冷麺」「カレーハウス横浜ボンベイ高田馬場店」など、幅広いジャンルの飲食店が提携する。

 「CoCo都可 高田馬場」「台湾スイーツ 台湾九○芋圓」(○はにんべんに分)「forucafe 本店」のようにカフェ・スイーツ店、ドリンク店にも対応。配達料は店舗から1.5キロ以内で99円、2.5キロ以内で199円、4キロ以内で299円。Woltは地元で愛される名店を多く取り扱うことを目指しており、高田馬場・早稲田エリアでも独立系の飲食店が多く参加する。サービス開始時は約40店舗で、今後も順次、提携レストランを増やしていく予定。

 Wolt Japanのカントリーマーケティングマネジャー・新宅暁さんは「東京でのサービス開始から8カ月、念願の高田馬場・早稲田エリアのスタートになり大変喜ばしく思っている。グルメで知られる街に住む、皆さまの元に『おもてなしデリバリー』をお届けできるのが楽しみ。利用いただければ」と呼びかける。

 サービス時間は9時~23時(金曜・土曜は24時まで)。

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