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高田馬場の「Cafe Cotton Club」がかき氷の新メニュー 「チャイでカフェらしいかき氷」

高田馬場のカフェレストラン「Cafe Cotton Club 高田馬場」のシェフパティシエ・二村祐平さん(右)がかき氷のレシピを考案した

高田馬場のカフェレストラン「Cafe Cotton Club 高田馬場」のシェフパティシエ・二村祐平さん(右)がかき氷のレシピを考案した

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 高田馬場のカフェレストラン「Cafe Cotton Club 高田馬場」がかき氷の新メニュー「マサラチャイ」の提供を8月24日、開始した。

「Cafe Cotton Club 高田馬場」がかき氷の新メニュー「マサラチャイ」

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 「Cafe Cotton Club 高田馬場」は、高田馬場のジャズ・セッションバー「Jazz Spot Intro」の兄弟店として、1984(昭和59)年にオープン。オープン当初は地下のみだったが、2004(平成16)年に1階と2階に、2015(平成27)年に3階にそれぞれ増床した。2019年には地下を改装した。

 1階から3階は全てテラス席を用意し、開放的な吹き抜けが内装の特徴。建物の外側と内側の違いを感じさせず、公園のように気楽に入れる店作りをしてきた。地下スペースでは定期的にジャズのライブを行っており、同店の茂串一平さんは「ジャズ文化をより分かりやすく伝え、ポップな感じで来てもらえるように力を入れている」と話す。

 これまでかき氷メニューは提供してこなかったが、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で、酒が出せない状況が続いており、「ノンアルコールのメニューでお客さまに楽しんでもらうために何かできないかと考えていた。当店ではドルチェ(スイーツ)を全て手作りで提供しており、当店のドルチェをより多くの方に知っていただくためにかき氷がいいのではないかという話になり、提供することにした」(茂串さん)という。

 7月にはかき氷に合うように考案したオリジナルのマスカルポーネクリームをのせたかき氷、イチゴの果肉ソースを使う「いちごショート」とマンゴーの果肉ソースを使う「ごろごろマンゴー」の提供を開始。メニューを考案したシェフパティシエの二村祐平さんは「かき氷そのものはあっさりしているので、コクのあるマスカルポーネクリームをあわせることにした。誰が食べてもおいしいと感じてもらえるかき氷になったと思う」と話す。

 3つ目のメニューとして登場した「マサラチャイ」(以上、ドリンク付き、1,210円)は、カフェらしいかき氷、「Cafe Cotton Club 高田馬場」が作るかき氷と思ってもらえるようなメニューとして考案したという。マスカルポーネクリームは、かき氷の中に隠し、スパイスを利かせた手作りのチャイシロップをかき氷にかけ、白玉粉を使ったオリジナルソースを上からかける。

 二村さんは「チャイのシロップがスパイシーなので、丸みをつけるために、白玉粉のソースをかけることにした。シロップ、氷、マスカルポーネクリームは一緒に食べることでチャイミルクティーが完成する。たくさんの要素を融合させるハーモニーを重視した。和スイーツのかき氷ではなく、日々ドルチェを作っている経験を生かした。多くの方に食べてもらえれば」と呼び掛ける。

 緊急事態宣言中の営業時間は11時30分~20時。今後、かき氷はドルチェの定番メニューの一つとして展開予定。「マサラチャイ」は10月中旬ごろまでの予定。

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