高田馬場駅のTDビル(新宿区高田馬場1)1階エントランスで、電源とWi-Fiを備えるボックス型の1人用ワークスペース「CHATBOX(チャットボックス)」のサービスが始まった。
「チャットボックス」はチャットボックス社が、テレコミュニケーションブースとして開発して運用するサービスで、電源とWi-Fiを備え「落ち着いてオンライン会議やテレワークをしたい」「静かなところで通話したい」「プライベートな空間でひと休みしたい」などのニーズに応える。
幅・奥行910ミリ、高さ2165ミリの天井まで囲まれた木調のブースに、下方放出型スプリンクラー、1分間に1回以上の割合で室内の空気が入れ替わる換気ファン、光触媒と銀イオンによる抗菌CCFLダウンライトなどを設置する仕様。
利用の予約から決済まで全てスマートフォンアプリで行う。利用者は、アプリから利用を希望するチャットボックスを検索して予約、解錠もアプリで行い、利用終了後、使った時間分がキャッシュレス決済される。
同社の藤本太郎社長は「新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのテレワークの推進をはじめ、変化が激しい世の中で、人と社会を結び付けることで世の中の役に立ちたいと考え、この事業を立ち上げた。まずは当社が拠点とする高田馬場からサービスを開始する」と話す。
同社では今後、1分10円単位で利用できる課金システム付きパブリック型と、課金システムのない専用型で拠点を増やしていくという。
基本料金は1分10円(最低利用時間5分)。現在、新規登録で10分間分の無料クーポンを配布している。