高田馬場のカフェオレ専門店「Café au Lait Tokyo(カフェオレ東京)」(新宿区高田馬場4)が年末に閉店すると9月17日、発表した。
高田馬場のカフェオレ専門店「Café au lait Tokyo」の「イチゴカフェオレ」(600円)
「Café au Lait Tokyo」は「日本唯一」というカフェオレ専門店として2019年6月にオープン。ミルクや甘味、トッピングを自由にカスタマイズでき、1000通り以上の組み合わせを楽しめるカフェオレと、カフェオレに合うよう工夫したフードメニューやスイーツを提供してきた。
コーヒーで炊いた米やコーヒーと牛乳から作るルーを使う「カフェオレカレー」、沖縄の「御菓子御殿」の紅芋を使った期間限定の「紅芋カフェオレ」や「納豆とカフェオレの のびーるアイス」など、独自性の高いメニューが何度もテレビで取り上げられており、女性を中心に幅広い年齢層から支持を得ていた。
閉店の理由は、新型コロナ感染拡大による影響でテナントビルのオーナーが変わることと、運営会社のカフェ事業撤退。カフェ運営に関わるスタッフ有志が、店を存続させるためにCAMPFIREでクラウドファンディングを実施しているほか、移転先の物件を探すなど、移転のための取り組みを継続している。
クラウドファンディングのページでは「いい場所が決まるようお祈りしてます!」「亡くなったおばあちゃんと行った思い出の地なので存続してほしいです」「これを機会に、更なる飛躍をお祈りしています」(以上、原文ママ)などのコメントが寄せられ、42人から80万円弱の支援が集まっている(9月24日現在)。
「Café au Lait Tokyo」のスタッフで、カフェオレカレーを考案した原田堅伍さんは「移転後は他業種のコラボなど新しいことにも積極的に取り組んでいきたい。オープンから2年半、常連のお客さまもいらっしゃるので、なんとか継続移転できれば。一人でも多くの方に支援いただけるとありがたい」と呼び掛ける。
営業時間は平日=8時~20時、土曜=10時~20時、日曜・祝日=10時~19時。クラウドファンディングは10月24日まで。閉店は年末予定だが、現時点で日時は未定。