高田馬場駅に乗り入れるJR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線が来年3月12日、ダイヤ改正を実施する。各社が12月17日、発表した。
JR山手線は、朝の通勤時間帯の運転本数を削減する。1時間で最も多い運転本数が外回り21本から18本に、内回り22本から20本になる。日中帯、夕夜間帯の運転本数も見直す。
西武新宿線も運転本数を削減する。平日の朝は上り・西武新宿行きの通勤急行1本と各駅停車2本、日中帯は優等電車と各駅停車をそれぞれ1時間当たり上下1本ずつ、夕夜間帯は下り・西武新宿駅発の優等電車3本と各駅停車1本を削減する。優等電車の所要時間短縮にも取り組む。
土曜と休日の朝は上り・西武新宿行きの優等電車1本と各駅停車2本、日中帯は下り・本川越行きの快速急行1本、夕夜間帯は西武新宿駅発の各駅停車を1時間当たり2本削減する。
西武鉄道は「列車別混雑情報」の提供も開始。朝ラッシュ時の混雑状況に加え、西武多摩川線を除く西武線の全ての定期列車の混雑情報を確認できるようにする。「西武線アプリ」から確認でき、5段階で推計した情報を示す。3月12日の初電から開始する。
東京メトロ東西線は、JR東日本の中央・総武緩行線、東葉高速線のダイヤ改正に伴い、一部列車の行先と運転時刻を変更する。初電の繰り下げや終電の繰り上げは行わない。