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早大の「Uni.Shop&Café 125」が20周年 「大学公式グッズの先駆け、ワセダベアも人気」

「Uni.Shop&Café 125」のスタッフの皆さん

「Uni.Shop&Café 125」のスタッフの皆さん

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 早稲田大学早稲田キャンパスにある「Uni.Shop&Café 125」(新宿区戸塚町1)が4月4日、20周年を迎えた。

オープン当初の「Uni.Shop&Café 125」の様子 その1

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 「Uni.Shop&Café 125」は、早稲田大学のオフィシャルグッズショップとカフェを併設した施設。早稲田シンボルなどのグッズ展開に対する反響を受け、2007(平成19)年に早稲田大学が創立125周年を迎えることの周知活動の一環として、2002(平成14)年にオープンした。

 「Uni.Shop 125」では早稲田大学のグッズを約200種類、約800アイテムそろえる。「Uni.Café 125」の席数はテラス50席、室内50席。テラス席はペットも同伴でき、犬の散歩中に利用する人も。学生や教員だけでなく、近隣住民や早稲田大学を訪問する人たちからも親しまれている。

 運営するデュークコーポレーションの取締役・熊谷佑樹さんは「卒業生が大学に戻ってきてもらえるような施設として、大隈記念講堂の目の前に休める場所があるといいのではということで、現在の場所になったと聞いている。大学公式グッズのショップの先駆けだった」と話す。オープン当初は白を基調とした建物だったが、現在はサッシを塗り直し、黒が基調となっている。

 創立125周年を記念して誕生した早稲田大学公式マスコットキャラクターの「ワセダベア」のグッズが人気。アパレルブランドとコラボした商品展開にも取り組み、卒業生に喜んでもらえる商品作りに注力したり、卒業生の祭典「稲門祭」の記念品を手がけたりすることで、徐々に認知を高めてきた。

 昨年1月には新型コロナの影響を受けた学生をサポートするために、卒業生から寄付を募り、学生に無料でベーグルを提供するプロジェクト「早稲田ランチサポートプロジェクト」を開始。昨年10月に終了するまでに2174食を提供し、卒業生と現役生の架け橋にもなった。

 熊谷さんは「20年間で認知は向上してきたが、まだまだ知られていないという認識もある。グッズの売り上げの一部は早大の教育・研究およびスポーツの基金として活用されている。もっと多くの人に知っていただき、卒業生が久々に早稲田に戻ってきた時には『ただいま』『お帰りなさい』の関係づくりができるようこれからも頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は8時30分~19時30分。20周年を記念して、「Uni.Shop 125」とオンラインショップ「WASEDA-SHOP」で1,000円以上購入した人に記念ステッカーを進呈する。先着300人、5月13日まで。

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