早稲田の徳島ラーメン専門店「うだつ食堂」(新宿区西早稲田1、TEL 03-5292-9711)4月24日、ビールジョッキを器にしたかき氷の提供を始めた。
「うだつ食堂」は1999(平成11)年にオープンした徳島ラーメン専門店。店内では、徳島県の名勝のポスターや徳島の路線図を掲示したり、阿波踊りの軽快なリズムを流したりと、東京にいながら徳島を体感できる店作りをしている。
かき氷は夏の定番メニューとしてこれまでも提供してきたが、昨年の夏の終わりごろ、ビールジョッキで提供するようになった。新型コロナの影響でアルコールを提供できない時期が長く続いていたため、ビールジョッキを活用し、客にお酒を飲んでいる雰囲気を味わってもらいたいとの思いも込めた。
スタッフの洪智煥(ホン・ジファン)さんは「ふわっとした氷に削ることにこだわっている。ジョッキの開口が狭いため、作るのに慣れが必要だった」と振り返る。
メニューは「ピーチ」「抹茶」「青リンゴ」「マンゴー」「イチゴ」に加え、徳島県の特産品である「スダチ」(以上500円)も用意。かき氷の上にはアイスクリームをトッピングする。
洪さんは「アイスクリームが生ビールの泡のようで、マンゴーだと生ビールそのものに見える。ユニークな写真が撮れるので、SNSの投稿などでも活用いただければ。かき氷だけの注文も歓迎」と呼びかける。
営業時間は11時~22時。