高田馬場駅前のジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場本店」(新宿区高田馬場2、以下、米とサーカス)が現在、今年のえとの「卯(う)」にちなんでウサギ肉を使ったメニューを提供する「うさぎ祭り」を開催している。
「インパクトがある」という塩だけで焼き上げた「うさぎ丸焼き」
ジビエ料理や昆虫食を提供する「米とサーカス」では、これまでも牛のすき焼きなどを提供した「新春丑(うし)まつり」、大型ネズミのヌートリア肉を提供した「新春子(ヌートリア)祭り」、スズメ、ダチョウ、カラスなどを提供した「新春鳥祭り!」など、えとをテーマにしたフェアを開催してきた。
卯年である今年は、スペイン産のラパンと秋田県産のジャンボうさぎ(日本白色秋田改良種)を使ったメニューを提供。飼育されたラパンは「野ウサギに比べ肉質がタンパクでやわらかいのが特徴。鶏肉に似ているが、もちもちとした食感、濃いうまみを感じる」(同店)という。ジャンボウサギは「ラパンよりさらに臭みがなくやわらかい。上品なうまみで鶏肉よりぷりっと引き締まった肉質」(同)という。
メニューは30分かけオーブンで焼き上げ、頭を分解して脳みそも食べられるようにした「うさぎ丸焼き」(7,980円、3日前までの予約制)、ウサギの骨でスープを取り、長野県産の松本一本ねぎを1本使う「うさぎの雑炊」(1,480円)、ぶつ切りのウサギ肉と肉団子が入り、オリジナルみそ、すき焼きみそ、しょうゆから選べる「うさぎ鍋」(1人前2,480円、2人前~)、「うさぎの塩麹(こうじ)唐揚げ」(980円)、ジャンボウサギをシンプルに焼き上げた「ジャンボうさぎのグリル」(1,980円)、「うさぎのツナマヨコーンピザ」(980円)の6種。
米とサーカスの宮下慧さんは「新年のスタートに、えとのウサギ料理で開運してみては。誰でもトライしやすいヘルシーな肉なので、正月太りした人にもお薦めしたい。インパクトある丸焼き、ほっと温まる鍋、雑炊、ビールに合う唐揚げやピザなどでウサギ料理の魅力をお届けできれば」と意気込む。
営業時間は16時~23時(土曜・日曜・祝日は12時~)。「うさぎ祭り」は2月28日まで。