一時的に閉店している早稲田大学近くの軽食とラーメンの店「メルシー」(新宿区馬場下町)監修の限定メニューが現在、全国のローソンで販売されている。
「メルシー」は1958(昭和33)年に開店したワセメシ(早大近くの飲食店の総称)の老舗。6月末から人手不足により一時的に閉店しており、「秋以降を目安に営業を再開したい」(同店)としている。
ローソンが「町中華フェア」と題し、町中華店監修の商品を提供する企画の一つとして販売する。同社の担当者は「メルシーさんは町中華を語る上で欠かせない店。ラーメンライターの井出隊長さんに企画協力してもらい、メルシーさんに賛同いただいた」と話す。
販売するのは「肉チャーハン」(592円)、「タンメン」(599円)、「ポークオムライスおにぎり」(203円)の3商品。それぞれ同店で提供するメニューをイメージした。「メルシーさんはコンビニオリジナル商品では初めてのコラボで、熱心にアドバイスをもらいながら、メルシーらしい味わいを再現するため、試作を繰り返した」と同担当者。
販売は8月上旬ごろまでの予定。
(7月21日追記)「肉チャーハン」は、7月20日から出荷を終了している。