高田馬場駅にあった「ホテルサンルート高田馬場」に併設されていたレストラン「Timber(ティンバー)」(新宿区高田馬場1)が2月8日、営業を終了した。
レストラン「Timber(ティンバー)」の閉店を知らせるあいさつ文が書かれた貼り紙
同ホテルは昨年9月30日に営業を終了。それに先駆け昨年4月13日には、ホテル1階にあった三井住友銀行高田馬場支店が営業終了し、高田馬場3丁目に移転。ホテルの営業終了後は、建物2階にある同レストランだけが営業を継続している状況となっていた。
学生をターゲットにした飲食店が多い高田馬場で、ゆっくり静かに食事ができる数少ない場所として長く親しまれてきた。ホテル営業終了後、入り口が分かりにくくなった状態にもかかわらず、常連客らが出入りする姿も見受けられた。
同ホテル跡地の今後は現時点で明らかになっていない。高田馬場1丁目は、2016年3月に発足した「高田馬場駅周辺地区まちづくり協議会」で再開発に向け話し合いが行われており、ホテル跡地の今後の動向を気にする地元住民も多い。
近くのコワーキングスペースで働く漫画原作者の猪原賽さんは「ホテルが営業終了してからは寂しげな状態で営業をしていたので、今後どうするのか気になっていた。再開発の話は聞いている。駅前がこれからどう変わっていくのか期待もしている」と話す。