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高田馬場のバー「あでぃくしょん」4周年 個性的なスタッフが曜日で入れ替わり

「にゅ~ニッポンバー あでぃくしょん」のリーダーを務める櫻井らむさん

「にゅ~ニッポンバー あでぃくしょん」のリーダーを務める櫻井らむさん

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 高田馬場駅前のバー「にゅ~ニッポンバー あでぃくしょん」(高田馬場2、TEL 03-6233-9889)が2月6日で4周年を迎えた。

「にゅ~ニッポンバー あでぃくしょん」の店内の様子

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 「あでぃくしょん」の意味は依存症。内装は架空の19歳の女の子「パミン」の部屋をイメージし、「ゴミでいっぱいのごちゃカワイイバー」がコンセプト。物も情報も大量消費の現代日本を象徴するような、興味本位で消費活動を行う19歳の女の子が消費したという設定で、菓子、サプリメント、洋服、アクセサリー、ぬいぐるみなどで店内を埋め尽くしている。

 新宿のゴールデン街のように、曜日ごとにスタッフが入れ替わる「日替わりママ制」で、現在10人が働いている。スタッフにより異なるコスチュームを用意したり、店内のBGMを変えたり、各スタッフがお薦めの酒を用意するなど、1日2交代制で毎日楽しめるような工夫も。ゴールデン街にある姉妹店「ゴールデンダスト」とはスタッフだけでなく、客の行き来もあるという。

 学生のスタッフは武蔵野美術大学や日本美容専門学校などのクリエーティブ分野から、近隣の早稲田大学まで幅広く、「音楽好き、漫画好きで個性的なキャラクターが特徴」という。自分たちが学ぶ分野を生かした写真展やイラスト展、音楽イベントをスタッフが企画し、同店で開催することもあり、バーの枠にとどまらずスタッフが活躍できる場所にもなっている。

 メニューにもコンセプトを反映させ、「金魚」と呼ばれる自家製唐辛子酎の「トマトジュース割」(700円)、「ソーダ割」、焼酎をネスレ・ミロで割った「ミロ割」、「プロテイン割」、おしるこカクテルの「桜餅」、「紅茶酎」、「珈琲酎」(以上600円)、「自家製フルーツビネガーサワー」(700円)など特徴を打ち出す。加えて、一般的なバーのアルコールメニューも用意する。

 スタッフでリーダーを務める櫻井らむさんは「女の子の部屋がテーマなので、壁はピンク、変わったオブジェもたくさん用意。スタッフはもちろん、お客さまの個性も十人十色で、幅広い年齢層の人に来ていただいている」と話す。「落ち着いて飲めるの?とよく聞かれるが、オープン以来4年間ずっと通ってくれる常連の人や、数年ぶりにふらっとくる人、卒業した後も遊びに来てくれるスタッフたちがいてにぎやかな雰囲気で、不思議とみんな居心地がいいと言ってくれる温かい空間。5年目も、より一層カオスでかわいい、楽しい空間として盛り上げていきたい」と展望を話す。

 営業時間は17時~翌5時(日曜は24時まで)。

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