高田馬場駅周辺の飲食店が参加する日本酒のまち歩きイベント「高田馬場 日本酒めぐり」が4月27日・28日に行われる。今年は新企画も用意する。
昨年は13店舗が参加し、用意した酒器700個が完売。最終日には参加を断わらざるを得ないほどの人気を博した。一人でも多くの人に参加してもらえるよう、「今年は十分に用意をして、当日に備える」という。
主催者の高田馬場新聞・向井直也さんは「今年は参加店舗も増えてきたので新しい試みとして『御酒飲帳』(ごしゅいんちょう)を用意する。スタンプラリーのようにお店を回ってもらい、全店舗を回った人には、何かいいことがあるという仕掛け。参加証となる酒器は2日間通しで使えるので2日掛けて1軒でも多くのお店を回り、日本酒と高田馬場のまち歩きを楽しんでもらうきっかけになれば」と抱負を語る。
1回目から参加する「そば居酒屋太閤」の店主、國井勇司さんは「日本橋の『日本酒利き歩き』イベントをはじめ、日本酒の蔵元を招いて利き酒を楽しむまち歩きイベントは各地で行われている。高田馬場でもできたらと第1回の開催から積極的に関わっている。毎年、参加店舗、参加者ともに増えていることは本当にうれしい。当店では今年も5つの蔵元を招く。蔵元と酒の話をしながら飲む日本酒は最高」と笑顔で話す。
開催時間は12時~18時。参加費の前売り券は参加各店またはウェブで販売。開催時はBIG BOX 高田馬場のコンコースに設置する受付でも購入できる。前売り、1,000円、当日購入は1,200円。当日は各参加店が、日本酒を1杯(60ミリリットル)300円、料理1品を500円で提供する。