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ラーメン激戦地で立ち上げから5年 「野方ホープ」高田馬場店の店長が異動に

野方ホープ高田馬場店の前で、高見澤店長、クォンさん、藤石さん(左から)

野方ホープ高田馬場店の前で、高見澤店長、クォンさん、藤石さん(左から)

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 ラーメン激戦地で知られる高田馬場にあるラーメン店「野方ホープ高田馬場店」(新宿区高田馬場2)の立ち上げから店長を務めた高見澤伸さんが3月6日、中目黒店に異動した。

野方ホープの定番ラーメン「元(はじめ)」

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 野方ホープは中野区野方で1988(昭和63)年に創業。現在は都内を中心に10店舗を展開しており、高田馬場店は6店目として2013年9月にオープンした。豚骨、鶏ガラ、野菜から独自の配合で作るスープやスープが絡みやすい中太縮れ麺が特徴。昨年10月には銀座に近藤醸造の「キッコーゴ醤油(しょうゆ)」を使う新業態「銀座 創龍(そうりゅう)」(中央区銀座6)をオープンし、新しい取り組みにも積極的。

 高見澤さんが入社したのは2008年。創業者が女性ということもあり「家族を大切に」という方針の下、当時の飲食業界では珍しかった家族手当などが充実していたことが志望の決め手となった。入社後は、原宿、荻窪、目黒、吉祥寺の店舗を経験し、2013年に高田馬場店の立ち上げ店長に抜てき。初めての店舗立ち上げ経験となった。

 高田馬場店は他店舗よりも大型店であったため、系列店で初めて揚げ物メニューを提供したり、ランチ需要を見込みラーメンを注文するとギョーザ3個、唐揚げ、大盛りなどが無料になる「無料ランチ」(現在は大盛りとライス)を提供したり、店舗限定のデザート「高田のババロア」を開発(現在販売中止)したり、独自の取り組みを行ってきた。

 高見澤さんは「高田馬場は学生が多い街。何をすればお客さまに喜んでもらえるのかを考え、新しい取り組みも一つ一つ丁寧に取り組んできた」と話す。「初めて立ち上げさせてもらった店舗なので思い入れがある。しんどい時も一緒に頑張ってくれたスタッフには本当に感謝している。これからもお客さまによろこんでもらえる店作りに励んでもらいたい」と話す。

 営業時間は高田馬場店、中目黒店ともに11時~翌4時。

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