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旧ホテルサンルート高田馬場が解体工事へ 工期は1年以上

解体される旧ホテルサンルート高田馬場

解体される旧ホテルサンルート高田馬場

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 高田馬場駅にあった「ホテルサンルート高田馬場」(新宿区高田馬場1)の解体工事が4月1日から実施される。

明らかになった旧ホテルサンルート高田馬場の解体されている内部の様子

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 昨年4月13日には、ホテル1階にあった三井住友銀行高田馬場支店が営業終了し、高田馬場3丁目に移転。ホテルは昨年9月30日に営業を終了。併設されていたレストラン「Timber(ティンバー)」も2月8日に営業を終了し、すべてのテナントが撤退していた。

 解体工事の工期は4月1日から来年4月30日の予定。地上12階、地下2階、延べ床面積約9400平方メートルの建物の周囲を外周防音パネルで囲み、屋上に重機を配置、解体を進める。工期が13カ月と長くなっているのは、周辺にビルが隣接しているためと見られる。

 すでに近隣には解体工事のお知らせが配布されており、工事に向けレストランの設備や備品などの撤去が進められている。「周辺への影響を極力少なくするよう解体工事に取り組んでいく」という。

 近くのコワーキングスペースで働く土井康二郎さんは「三井住友銀行が高田馬場3丁目に移転してしまい、不便になった。建て替えで何になるのか知らないが、戻ってきてくれるとうれしい。Timberのようなレストランも復活しないかと期待している。高田馬場がさらににぎわうような施設になれば」と話す。

 作業時間は原則8時~18時で、日曜は作業を行わない。

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