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高田馬場の「とんかつ なりくら」再開 「成蔵」の味と雰囲気、継承目指す

「とんかつ なりくら」の白い衣が特徴の「ロースかつ定食(120グラム)」

「とんかつ なりくら」の白い衣が特徴の「ロースかつ定食(120グラム)」

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 高田馬場のとんかつ店「成蔵」(新宿区高田馬場1)が「とんかつ なりくら」として、4月1日に営業を再開した。

「とんかつ なりくら」に張り出されている整理券などの説明

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 「成蔵」は行列が絶えなかった人気のとんかつ店。2月16日にツイッターの公式アカウントで突然閉店を発表し、連日150人近い客が行列する中、3月21日に閉店。4月1日から新店長がとんかつを揚げる「とんかつ なりくら」として営業を再開することを告知していた。

 「とんかつ なりくら」は「成蔵」の調理方法を継承し、同じパン粉や油を使う。豚肉は「成蔵」でここ数年使っていた「雪室熟成豚」「TOKYO X」から、開店当初に使用していた「霧降高原豚」に変更。新店長の小高昌弘さんによると、「『霧降高原豚』は、あっさりして食べやすいのが特徴」という。

 メニューは成蔵開店当初に近い構成に変更し、「ロースかつ定食(120グラム)」、「ひれかつ定食(90グラム)」、「ミルフィーユかつ定食」(以上1,680円)、「上ロースかつ定食(180グラム)」(1,980円)、「ミックスかつ定食」(1,830円)、「チーズミルフィーユかつ定食」(1,850円)、「エビフライ定食」(1,780円)などを用意する。小高さんは「より多くの方に食べに来ていただきやすいメニュー構成にした」と話す。

 成蔵で行っていた整理券方式も引き継ぐ。整理券は現在のところ、ランチ70人、ディナー60人の限定だが、早い段階で限定数を増やす予定。開店から1週間は、時間帯によっては事前に整理券をもらわなくても入店できる日もあった。

 小高さんは「『成蔵』の時は、店の雰囲気づくりにも高い評価をいただいていたので、味だけでなく、前店長がつくっていた店の雰囲気も引き継いでいきたい。ありがたいことにスタッフも全員残ってくれたので、全員で一緒に頑張っていければ。『成蔵』の看板メニューだった『シャトンブリアン』を早く提供できるようにしたい。引き続き、お客さんに愛されているお店にしていければ」と意気込む。

 営業時間はランチ=11時~13時30分、ディナー=17時40分~20時。整理券の配布は、ランチ=10時10分~、ディナー=17時10分~。木曜・日曜定休。

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