見る・遊ぶ

早稲田大学放送研究会が「WHK FESTA」 学生が企画から制作・設営まで

「WHK FESTA’18」の全体集合写真

「WHK FESTA’18」の全体集合写真

  • 0

  •  

 早稲田大学放送研究会が7月4日から、「WHK FESTA’19」を早稲田大学学生会館B203(新宿区戸山1)で開催する。

昨年開催された「WHK FESTA’18」の様子(アイドル企画の「アイドルプラネット ~私たちの宇宙大戦!~」)

[広告]

 1946(昭和21)年に設立された同研究会は、「放送」に焦点を当てコンテンツを発信するマスコミ系サークル。約550人が所属しており、早稲田大学のサークルの中でも有数の規模を誇る。映像技術部・音響技術部・照明技術部・制作部・アナウンス部があり、早稲田大学の学園祭「早稲田祭」をはじめ、各サークルや大学行事、大学外部の団体の舞台演出やMC・ナレーション、動画・静止画の制作などを行っている。

 他団体のサポートをはじめ、自らで立案した企画にも取り組んでおり、初夏と冬にイベントを主催している。「WHK FESTA’19」はその夏のイベント。今年は4日間にわたり、早稲田大学のパフォーマンスサークルなどと連携しながらさまざまなイベントを用意する。

 7月4日はラップ企画「大衆ヒップホップ論」を開催する。2016(平成28)年からラップ企画に取り組んでいる。「毎年大盛況」という大学対抗のMCバトルのほか、今年はヒップホップに関する基礎知識の紹介やプロのラッパーによる音源披露、ラッパー全員でマイクをつなぐサイファーなどの企画を用意。プロのラッパー・晋平太(しんぺいた)さん、掌幻(しょうげん)さん、KEN THE 390さんも出演する。来場者には抽選でプロのラッパーのサイン入り色紙、著書を進呈する。18時30分から。

 7月5日は「早稲田警察24時~サークルの実態を明かせ!~」を開催する。早稲田大学で人気のあるパフォーマンスサークルの実態を暴いていくというバラエティー企画。「パフォーマンスをしているいつもの姿とは違う各サークルの意外な一面を紹介する」という。現役早大生のユーチューバー「バンカラジオ」、フラダンスの「早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会(わせフラ)」、フリースタイルバスケットボールの「WASEDA BALLERS」、学ラン雑技団の「バンカライズム -万色主義-」、和太鼓の「魁響(さきがけひびき)」、口笛アンサンブルの「早稲田大学口笛サークルことリップ」、パントマイムの「舞☆夢☆踏(マイムトウ)」、アコースティック音楽の「ヨコシマ。」、「早稲田大学応援部」が登場する。16時45分から。

 同日、「SARAHbelly Secret Hafla ~presented by WHK~」も開催。「清く正しく美しく色っぽく」を目指し、2011(平成23)年に発足したベリーダンスサークル「SARAHbelly(サラベリー)」とのコラボ企画。今回はアラビア語でホームパーティーを意味する「ハフラ」をテーマにベリーダンスを披露し、放送研究会のオペレーションでさらに魅力が伝わるように工夫する。企画内のMCでは質問コーナーも開催する予定。18時40分から。

 7月6日は「東京六大学歌うま対抗戦2019」を開催。3年ぶりに復活した同企画。東京六大学の早稲田大学・慶應大学・法政大学・立教大学・明治大学・東京大学の学生だけがエントリーでき、5月31日までに行われた0次審査を突破した6人が出場する。第一ラウンド(予選)を行い、勝ち上がった2人で競う第2ラウンド(決勝)で優勝者を決める。審査員はテレビ東京系の「THEカラオケ★バトル」で6冠を獲得している元宝塚歌劇団花組のRiRiKAさん、ミュージカルやコンサートの演出、歌唱指導・演技指導などに関わる元劇団四季の太田浩人さん、ミュージシャンのプロデュースや編曲を手掛ける大滝拓見さん。16時30分から。

 同日、「TAP-LOVERS×WHK 『TAP-BEAT』 ~その足で刻め~」も開催。2006(平成18)年に発足したタップダンスサークル「TAP-LOVERS」とのコラボ企画。音をテーマにしたパフォーマンスを披露。定番のナンバーのほかにも、放送研究会とのコラボを意識し、映像とリンクするタップダンスも準備する。18時25分から。

 最終日となる7月7日は、学生アイドル企画「アイドルインワンダーランド」を開催する。今年は、シンデレラ・かぐや姫・白雪姫の3つのおとぎ話がテーマ。おとぎ話の世界で課される試練と舞踏会を乗り越え、舞踏会に臨むという内容。出演者は、「ももキュン☆」「SPH mellmuse」「さよならモラトリアム」「Tomboys☆」の4団体。舞踏会では各団体がコラボレーションも。来場者全員に「メンバー直筆メッセージ付き限定チケット」を、抽選で4人に「メンバー直筆サイン入り私物」を進呈する。開催時間は、第1部=12時30分から、第2部=13時35分から。

 「WHF FESTA’19」運営の池部太一さんは「放送研究会は他のサークルや大学の行事をサポートすることが多いが、実は自分たちで制作、機材、設営、企画をすることでイベントを完結して実施することができるサークル。受け身で依頼されたことをするだけでなく、自発的に企画を出せるサークルだと知ってもらえる機会になればうれしい」と話す。

 「企画を毎年新しくし、昨年来場した人に『昨年と同じ内容』だと思われないよう取り組んでいる。今年のスタッフも『WHF FESTA’19』を盛り上げるため一生懸命準備している。一人でも多くの人に私たちの企画を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース