グリーンバード新宿が早稲田地区で毎月第4土曜を定例の活動日として行う清掃活動に9月29日、上智大学のミスコンテスト、ミスターコンテストの候補者が参加し、早稲田キャンパス周辺のクリーン活動を行った。
グリーンバード新宿チーム、9月29日、早稲田地区の活動の集合写真
参加者はグリーンバードが用意する緑色のビブスを着用し、ごみ拾いに用いる火箸やごみ袋などを手にして、早大大隈記念講堂前を出発。キャンパス周辺の公道のごみを拾うなどの活動を行った。
グリーンバード新宿は、NPO法人グリーンバードの新宿チームとして2014(平成26)年4月に活動を開始。「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに区内で定期的な街の清掃活動を行っている。初代チームリーダーは乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さん。
現チームリーダーの伊藤陽平さんは「新宿チームの中でも、西早稲田地区の活動は早大生との連携が特徴。他大学のミス・ミスターコンテスト候補者の参加については、内面も美しくという観点から私たちから活動にお誘いした。活動も盛り上がり、学生同士の交流の良いきっかけにもなっていることをうれしく思う」と話す。
参加者は、ミスソフィア候補3人、ミスターソフィア候補5人のほか、駒澤大学のミス・ミスターコンテスト候補の大学生、11月に開催する早稲田大学の学園祭、早稲田祭運営スタッフや理工展のスタッフなどの学生、地域の子どもたちなど50人以上となった。
活動に参加した、上智大学ミスターソフィアコンテストの運営に携わる林真央さんは「海外に行くと、日本の街並みのきれいさを実感する。その裏には、日々このような活動を行う人がいることを認識することができた。活動を通して早稲田祭実行委員の皆さんの美化に対する取り組みに触れ、私たち学園祭実行委員の役目について考えるきっかけとなった。本年度のコンテストは、外見だけでなく内面のきれいさを審査対象の重点としている。活動に参加したことが、候補者の内面浄化や自己研さんのきっかけになれば」と期待を込める。