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高田馬場のクリスマスイブ 地元居酒屋店主がよろい武者姿であいさつ回り

高田馬場の街を歩く、よろい武者姿の金澤和輝さん

高田馬場の街を歩く、よろい武者姿の金澤和輝さん

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 高田馬場駅前の居酒屋「克ッ高田馬場」(新宿区高田馬場2)店主の金澤和輝さんが、クリスマスイブの夜、よろい武者姿で高田馬場の街を練り歩き注目を集めた。

よろい武者姿でお酒を飲む金澤和輝さん 居酒屋「めっけもん高田馬場」にて

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 金澤さんは、創業の翌年から年末のあいさつ回りを欠かさない。同店は、早朝4時まで営業する駅前店ということもあり、営業を終えた同業者が仕事帰りに立ち寄る交流の場となっている。そんな仲間たちへの1年の感謝の気持ちを込めてあいさつ回りをすると言う。

 よろい武者に扮(ふん)してのクリスマスのあいさつ回りは、今年で3年目。「商売繁盛の熊手と同じで、昨年よりも、より良い装束にすることを自らに科している」という金澤さん。今年の衣装は、赤と緑のクリスマスカラーの組みひもで飾られたよろいかぶとだった。

 5時に店を出発して、各店を歩いて巡り、金澤さんが店に戻った時間は翌3時を過ぎていた。「昨年は21店を回ったが、今年は後半の記憶がなく何店を訪ねたか分からない」とほほ笑む。

 来年2月で創業18年を迎えるバー、ザ・ガルーダの島田武清店長は「近隣の飲食店同士は、戦友、戦仲間だと思っている。どこの街にもあるものだと思うが、高田馬場は特にそういう絆が強い」と話す。

 「一人で装束を身に着けることもだんだん板についてきた。着付けもできるようになったので、来年は仲間を募って武者行列でと高田馬場のクリスマスの夜を盛り上げたい」と金澤さんは意気込む。

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