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高田馬場のカレー専門店「ラモスカレー」が移転 「ご当地B級グルメ」テークアウトも

「Bar DAIGO」で営業する「ラモスカレー」のRyoさんとFumiさん(左から)

「Bar DAIGO」で営業する「ラモスカレー」のRyoさんとFumiさん(左から)

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 高田馬場のココナツカレー専門店「ラモスカレー」が、4月3日に高田馬場駅前のダイニングバー「Bar DAIGO」(高田馬場2)で新たにランチ営業を開始した。

「ラモスカレー」が一押ししている「スパイス野菜チキンカレー」のチーズトッピング

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 ラモスカレーは、高田馬場の居酒屋「ニュージャック」の店主・大石徹さんに定休日の月曜を使わないかと提案されたことがきっかけとなり、RyoさんとFumiさんが、2017(平成29)年に立ち上げた。2019年からは、同じく「克ッ 高田馬場」の店主・金澤和輝さんの紹介で、高田馬場駅前のバー「BABABAR(バババー)」(以上、高田馬場2)で火曜~金曜のランチタイムの営業を開始。約1年続けてきた「BABABAR」での営業を「Bar DAIGO」に移転する。

 間借りして営業しているラモスカレー。店を貸してもらえたのは、地元飲食店の若手店主たちのコミュニティーのおかげという。Ryoさんは「通っていた飲食店のつながりから始まり、いろんな人に紹介してもらったり、声をかけてもらったりすることで、ここまでやってくることができた。本当にありがたい」と話す。

 「ニュージャック」での営業を始めた頃は店名が無く、店名は常連客が付けた。当時のRyoさんはドレッドヘアの長髪で、ラモス瑠偉選手が永谷園のレトルトカレー「Jリーグカレー」のCMに出演していたことから「髪の毛が似ている」というのが理由。Ryoさんに何度も「ラモスカレー」と繰り返す常連客の熱意に押され店名にすることに。

 Ryoさんは「タイカレーと日本のカレーのハーフのようなカレー。伝わりにくいので、『ココナツカレー』とうたっている」と話す。「ココナツカレー」と、それにスパイスをかけた「スパイスココナツカレー」の2種類を中心に展開する。店頭に大きく掲げている横断幕には「高田馬場B級ご当地グルメ」との文字も。

 メニューは、スパイスココナツカレーの「スパシスチキンカレー」(790円)、「スパイス野菜カレー」(860円)、「スパイス野菜チキンカレー」(960円)、ココナツカレーの「チキンカレー」(720円)、「野菜カレー」(790円)、「野菜チキンカレー」(890円)。大盛りは100円増し、特盛りは200円増し。カレーに追加でオーダーできる「ミニキーマカレー」(270円)、トッピングの「焼チーズ」「ふわふわ卵」「にんにく」「追加パクチー」(以上100円)も用意する。「気まぐれカレー」の提供のほか、テークアウトにも対応する。

 Ryoさんは「いつか自分の店を持ちたいという気持ちで頑張ってきた。リピーターになっていただいたお客さんが、新しいお客さんを連れてきてくれたり、口コミが徐々に広がったり、少しずつ知られるようになってきた。当店のカレーを食べて元気になってもらえるとうれしい」と話す。

 新型コロナウイルス対策として、店では入口ドアの換気、客同士の席の配置、スタッフのマスク着用、客の退店後のアルコール消毒などに取り組む。

 営業日時は、「Bar DAIGO」=火曜~金曜11時30分~15時。「ニュージャック」=月曜11時30分~21時。いずれも祝日定休(緊急事態宣言に伴い現在は20時まで)。

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