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諏訪通りに油そば専門店「麺珍亭」が新店舗 「早大理工学部生のために」

「東京麺珍亭本舗 高田馬場店」の外観

「東京麺珍亭本舗 高田馬場店」の外観

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 油そば専門店「東京麺珍亭本舗(以下、麺珍亭)」が高田馬場・早稲田エリアで3店舗目となる高田馬場(理工キャン)店(新宿区高田馬場1、TEL 03-5292-9711)を6月9日、オープンした。

「東京麺珍亭本舗 高田馬場店」の「特製油そば」

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 マジックバーを経営していた「麺珍亭」の創業者が「毎日食べても飽きない」油そばを開発し、1997(平成9)年1月に「鶴巻町本店」(早稲田鶴巻町)をオープン。2010(平成22)年には「早大生のために大学の近くに出店した」という2号店の西早稲田店(新宿区西早稲田2)をオープン。2019年オープンの「四谷四丁目店」に加え、池袋西口店(豊島区西池袋5)、「高崎インター店」(群馬県高崎市西島町37)も今後オープンを予定している。

 麺珍亭の櫻井良輔さんは、高田馬場店出店の経緯について「早稲田大学の理工キャンパスに通う麺珍亭のスタッフから『理工キャンパスの学生は西早稲田店が遠いため、麺珍亭を食べたことがない』と寂しげに言われたことから、理工キャンパス付近の物件を探し始めた。すぐに良い物件を見つけられたため、理工学部の学生のために出店を決意した」と話す。

 当初は2月にオープン予定だったものの、建物に雨漏りが発覚。屋根を全て張り替えたことから開店予定を4月に変更していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり開店時期をさらに延ばしていた。

 「麺珍亭」の油そばは、油と特製しょうゆだれに酢とラー油をかけて食べることが特徴。「油そばの肝となる『たれと麺』にこだわり続けている」という。メニューは「オーソドックス」を特徴とする「油そば」(並盛り・大盛り=600円、ダブル盛り=700円)、「コッテリ背脂とプチプチ明太(めんたい)のダブルパンチが特徴」という「背脂明太(めんたい)油そば」(同=800円、同=900円)を用意するほか、四谷四丁目店の限定メニューだった「トッピングをフルに堪能できる一杯」が特徴の「特製油そば」(同=900円、同=1000円)も用意する。

 櫻井さんは今後について「油そば専門店の元祖として、全国各地に麺珍亭を進出させていきたい。全国にいる早大OB・OGに応援をお願いしたい。今後も『さすが油そばの中心地である早稲田の油そばだ』と思っていただけるよう、挑戦していきたい」と意気込む。

 新型コロナウイルス感染症対策として、12席用意する予定だった座席を8席に減らして営業する。飛沫感染対策として客席にアクリルボードを設置するほか、入り口近くにある給水器横に消毒液を設置。従業員はマスク着用、検温をし、店内は常時換気する。

 営業時間は11時~22時(短縮営業中)。

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