西武鉄道と東京メトロが春のダイヤ改正の時刻を、1月26日にそれぞれ発表した。共に3月13日から改正後のダイヤで運行する。
西武鉄道は昨年11月9日、2021年春にダイヤ改正を実施することを予告し、行き先別の終電発車時刻の予定を公開していた。確定したダイヤは、11月発表の予定時刻をそのまま踏襲している。
西武新宿線の高田馬場駅の平日は、本川越(拝島)行き=0時1分を23時46分に、新所沢行き=0時47分を0時18分に、上石神井行き=0時50分を0時20分に繰り上げる。土曜・日曜・祝日は、本川越(拝島)行き=23時47分を23時35分に、新所沢行き=0時10分を0時18分に、上石神井行き=0時33分を0時20分に繰り上げる。
座って帰宅したいというニーズに対し、平日の本川越(拝島)行きの終電車の後に、23時57分発の特急本川越行き(小江戸53号)を運転する。特急電車の乗車には特急券が必要になる。3月13日のダイヤ改正に対応する「西武時刻表」の発売はない。現在発売中の「西武時刻表30号」のコンビニ「トモニー」での販売は1月31日で終了する。
東京メトロは昨年11月20日、西武鉄道に続き、2021年春にダイヤ改正を実施することを発表。おおむね10分程度終電時刻を繰り上げるとしていた。
東京メトロ東西線の高田馬場駅の平日は、西船橋方面・妙典行き0時7分を23時59分に、同・西船橋行き0時1分を23時51分に、中野方面行きが0時39分を0時28分に、土休日の西船橋方面・東陽町行き0時7分が無くなり、同・妙典行き23時59分が23時57分に、同・西船橋行き23時47分が23時46分に、中野方面行き0時25分が0時28分に変更になる。
いずれも緊急事態宣言の発令に伴い1月20日から実施している終電繰り上げとは時刻が異なる。ともに初電の繰り下げは実施しない。終電変更前の時刻は、緊急事態宣言発令に伴う終電繰り上げ以前の時刻。