新宿区委託事業の消費者講座「快適な旅行のために知っておきた旅行契約」が戸塚地域センター(新宿区高田馬場2)で2月27日、開催される。
消費者講座「快適な旅行のために知っておきた旅行契約」の会場となる戸塚地域センター
新宿区では「区民の消費生活の向上と安定」のために、消費生活トラブルに関する相談対応や、暮らしに役立つさまざまな情報の提供などを行っている。消費者講座は、消費者問題の専門家などを講師として招き、毎年開いている。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、新宿区消費者団体連絡会に委託している全6回の消費者大学と2つの講座が中止になった。開催時期を遅らせ、全国消費生活相談員協会に委託する全10回の消費者講座と新宿ユネスコ協会に委託する「SDGsスクール2020」(全5回)を実施している。
「快適な旅行のために知っておきたい旅行契約」は、全国消費生活相談員協会が実施する10回目の消費者講座。これまで生命保険についての講座やコーヒーの淹れ方とフェアトレードを学ぶ講座を開催してきた。今回は「多様な旅行契約のメリットデメリットを知り、安全な旅行契約について学ぶ」という。
新宿消費生活センター分館の施設長・田中健一朗さんは「昨年は『Go To トラベル』などもあり、旅行に注目が集まった。新型コロナが落ち着いたら旅行したいという気持ちの人も多いと思うので、この機会を活用していただき、トラブルを回避して旅行を楽しい思い出にしていただければ」と呼び掛ける。
受講無料。定員は24人で、往復はがきかメールで申し込む。締め切りは2月8日。応募者多数の場合は抽選になる。申し込みや問い合わせは、全国消費生活相談員協会(TEL 03-5614-0543)で受け付ける。