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JR高田馬場駅の戸山口が早朝と夜間、係員不在へ 「助け合い重要に」の声も

高田馬場駅の戸山口の様子

高田馬場駅の戸山口の様子

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 山手線高田馬場駅・戸山口が3月6日から一部の時間で係員不在となり、インターホンでの対応となる。

高田馬場駅構内に掲示されている3日6日からの変更を知らせるポスター

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 係員不在となるのは、始発から7時ごろまでと、20時ごろから終電まで。2月1日から駅構内にポスターを掲示し、利用客への周知を行っている。該当時間中に切符やSuicaで自動改札機を通過できない場合、自動精算機で精算できない場合、切符などの購入で不明点がある場合については、インターホンの利用を呼び掛けている。インターホンでの対応が難しい場合は、係員が直接案内する体制を取る。

 高田馬場駅では、利便性向上や安全確保などを目的とした取り組みも続いている。2017(平成29)年から2019年にかけては、駅舎の耐震補強工事を実施。それに合わせて、トイレもリニューアル工事を行い、昨年6月に新しいトイレがオープンした。

 トイレ周辺部分の耐震補強工事を行うため、「いろり庵きらく 高田馬場店」を一時閉店し、跡を仮設トイレとして利用。トイレのリニューアル後、仮設トイレを取り壊して、店舗を作り直し、1月21日にリニューアルオープンした。1月には多目的トイレを移設リニューアルした。

 2019年秋ごろには、発車案内板をLCD化。視認性が向上したことに加え、列車が到着する時間を「○分後」と表示するように変更している。

 高田馬場駅を利用する早稲田大学の学生は「時代もあり、今まで以上に駅を利用する人同士の助け合いが重要になってくると思う。私自身、電車を利用する際に目が不自由な方や車椅子の方などを見かけたら何か協力できることはないかと気に掛けたいし、乗降に困っている人がいれば、積極的に声を掛けていきたい」と話す。

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