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高田馬場の編プロが手掛けるスキー情報フリーマガジン「SKI CLUB」創刊

スキー情報フリーマガジン「SKI CLUB」創刊号

スキー情報フリーマガジン「SKI CLUB」創刊号

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 高田馬場の編集プロダクション「モンキーワークス」(新宿区高田馬場1)が手掛けるスキー情報フリーマガジン「SKI CLUB」が1月13日、創刊した。

モンキーワークスの井上英樹さんとフリーマガジン「SKI CLUB」

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 発行は「キャスト」(文京区関口)。「スキーは楽しくてカッコいい」をキャッチフレーズにスキーの魅力を伝える。

 レジャー白書(日本生産性本部)の調べによると、国内のスキー・スノーボード人口は、最盛期だった1998(平成10)年の1800万人に対し2016(平成28)年は580万人と約3割にまで減少している。

 企画、ライティング、編集を手掛けるモンキーワークスの井上英樹さんは、30代後半で取材を通してスキーを始めて以来の愛好家。井上さんは「スキー人口が減っていることはスキー場でも実感する。初心者や経験はあるが今は遠ざかっているという人にスキーの楽しさをもっと知ってほしいと思った。スキーの情報はたくさんあるが、非常に専門的で冒険的な情報が多い。初心者が気軽に親しめる媒体は見当たらなかった。そこで仲間3人と雑誌を作ることにした」と創刊の経緯を話す。

 同誌では「社員たちにもスキーを好きになってほしい」と社内に「星野グルメスキークラブ」を創設した星野リゾート代表・星野佳路(よしはる)さんなどのインタビュー記事、スキーにまつわる数々のコラム、全国のスキー場のエリア情報などを掲載。スキーを軸にファッション・グルメ・アート・宿泊などの話題を提供する。

 井上さんは「日本は世界的に見てもスキーの環境が良い地域。雪質が良く、狭い国土に多くのスキー場がある。日本のスキー場には教育システムがあり、未経験者もスクールに入れば数時間のレッスンで滑れるようになる。最近はスキー板の進化が目覚ましく、簡単にターンができる板も登場している。昔、スキーをしたことのある人なら、驚くほど簡単に滑ることができる」と話す。「今シーズンの雪は全国的に最高で当たり年といわれている。ぜひスキー場へ」と呼び掛ける。

 B5判、80ページ。発行部数は2万部。「THE NORTH FACE」直営店、「アルペン」「アウトドアショップORANGE」などのアウトドア用品店、Jeep正規ディーラーなどの店舗のほか、スキー場、宿泊施設など約250カ所で配布する。

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