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早大の一般選抜がスタート 現役生からも応援のエール、「ベスト尽くして」

2月12日実施の文化構想学部の一般選抜を終え、会場を後にする受験生

2月12日実施の文化構想学部の一般選抜を終え、会場を後にする受験生

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 早稲田大学(新宿区戸塚町1、以下早大)の入試の一般選抜が2月12日、始まった。

地下鉄東西線の早稲田駅に掲出された早稲田大学英字新聞会の広告

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 早大の一般選抜は、独自の3教科で実施する方式、英語4技能テストを利用する方式、大学入学共通テストを利用する方式の3つ。2月12日の文化構想学部を皮切りに、最終日となる23日のスポーツ科学部まで期間中に13学部の試験を実施する。

 今年度の入学志願者数は一般選抜と大学入学共通テスト利用入試を合わせて9万3843人。13学部の募集人員は5045人となっている(2月2日時点)。一般選抜のみの志願者数は8万7255人、募集人員は4730人。

 一般選抜の実施に際して、現役生による受験生への応援も見られる。早大英字新聞会(ザ・ワセダ・ガーディアン)は、地下鉄東西線の早稲田駅に赤い文字で大きく「頑張れ」と書いた広告を掲出。同会はツイッターでも早大のサークルや近隣飲食店が受験生を応援する様子をまとめた動画をツイートし、約1万回再生された。

 新型コロナの影響が出る前は、会場近くで受験生を応援するサークルなどの姿も見られたが、本年度の一般選抜では以前よりも少ない。早大での受験実施に伴い、都営バスは試験終了時間に合わせて高田馬場駅直行の臨時便を用意し、対応に当たっている。

 早大教育学部新5年の塚本紘平さんは「死に物狂いの努力をし、最後まで諦めずに挑戦することは誰でもできることでない。どんな結果になろうとも、今後の人生の糧になることは間違いない。あとは、今まで努力をしてきた自分自身に対し、失礼のないように皆さんがベストを尽くすことを祈っている」とエールを送る。

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