新宿区役所が9月1日から実施している「がんばろう!新宿応援キャンペーン」に、広域高田馬場圏の2035店舗が参加している。
新宿区内において、「新しい日常」における生活の応援と、デジタルの力を活用した地域経済の活性化を目的に行う。昨年9月にも同様のキャンペーンを実施している。キャッシュレス決済を導入している中小企業や個人店が対象店舗。
対象のキャッシュレス決済サービスは、「au PAY」「d払い」「PayPay」「楽天ペイ」の4つ。利用者には最大で決済金額の25%のポイントを付与する。ポイント付与は1決済事業者当たり、1回2,000円、期間中5,000円が上限。ポイント付与の時期や有効期限は決済サービスにより異なる。最大5億円を還元する。
新宿区内では1万3000店超が対象店舗になっており、各決済サービスのホームページやアプリで確認できる。業種は飲食店、薬局、旅館、クリーニング店、雑貨店、クリニックなどさまざま。参加店舗は、キャンペーンのポスターやステッカーを掲出している。金券の購入や公共料金の支払い、収納代行などはキャンペーン対象外。
取扱店舗で高田馬場駅前にある居酒屋「極ッ(ゴッツ)」店主の金澤和輝さんは「新型コロナの影響で飲んでいる人が明らかに減っており、とても悲しい。今回の企画が起爆剤になればと願っている」と話す。
9月30日まで。