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早大で「早稲田文化芸術週間」 3年ぶり対面、70店舗でワセメシスタンプラリーも

「早稲田文化芸術週間2022」の企画に関わる文化推進学生アドバイザー

「早稲田文化芸術週間2022」の企画に関わる文化推進学生アドバイザー

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 「早稲田文化芸術週間2022」が10月10日、開幕する。

大隈記念講堂で開催する「Jazz Up Waseda!」のチラシ

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 早稲田の多種多様な文化・芸術を発信するイベントとして、早稲田大学(新宿区戸塚町1)が毎年秋に開催する恒例イベント。学生によるライブ・コンサートや各界のゲストを招いた講演会、企画展、体験イベントなどを展開し、大学・学生・地域が築き上げてきた「早稲田文化」を伝える。

 対面中心になるのは3年ぶりで、約40の企画を展開する。イベントを主催する早大文化推進部の学生ボランティア組織「文化推進学生アドバイザー(以下、アドバイザー)」もイベントを企画し、広報も行っている。

 早大周辺飲食店の応援企画「ワセメシスタンプラリー」には過去最多となる70店舗が参加。参加店舗で食事をするとスタンプがもらえ、5つ集めるとアシックス製の「オリジナルワセダTシャツ」に応募できる。担当したアドバイザーは「新規のお店の開拓に苦労したが、過去最大の数となった。新しい店に訪れるきっかけにしてもらえれば」と話す。

 ライブ、コンサートでは、大隈記念講堂やキャンパス内を会場に学生のパフォーマンスサークルやジャズ、ケルト音楽、合唱などの音楽サークル、交響楽団、応援部などが出演。学生団体のパフォーマンスで、早稲田文化芸術週間を盛り上げる。期間中、18日と19日を除き、毎日開催する。

 演劇博物館で所蔵する映画関連資料などを紹介する「村上春樹 映画の旅」、早稲田大学歴史館では報道をテーマに卒業生のジャーナリストを紹介する「早稲田の言論人」など学内にあるミュージアムなどで12の展示企画も行う。映画監督の細田守さんを招く対談、「竜とそばかすの姫」の上映会なども行う。

 1枚のカードにスタンプを重ねてイラストを完成させる「ミュージアムスタンプラリー」、学内の4つのミュージアムを巡る「ミュージアムワードパズル」、漫画研究会の「似顔絵プレゼント」など子連れでも参加しやすい企画も用意し、卒業生、在学生だけでなく地域住民や早大に興味のある人も楽しめるように工夫する。

 いずれも入場、参加無料。10月21日まで。

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