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全国のコーダー道場が地図から探せる「DojoMap」 オープンソースで提供

(左から)Geoloniaの石原淳也さんとCoderDojo Japanの安川要平さん

(左から)Geoloniaの石原淳也さんとCoderDojo Japanの安川要平さん

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 「CoderDojo Japan(コーダー道場ジャパン)」(新宿区高田馬場1)が12月1日、「Geolonia(ジオロニア)」(文京区)と提携し、全国のコーダー道場が地図から探せる「DojoMap(道場マップ)」の提供を始めると発表した。

「DojoMap(道場マップ)」

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 コーダー道場は、7歳~17歳を主な対象とした非営利のプログラミング道場。2011(平成23)年にアイルランドで始まり、国内215カ所以上で展開している。各道場は、地域のプログラマー、デザイナー、学生、教員らが運営する。

 ジオロニアは、位置情報テクノロジーを通じて、ウェブ地図提供事業、位置情報開発支援事業、ロケーションプラットフォーム事業を行う。「道場マップ」は、同社サービス「Geolonia Maps」を活用して開発し、コーダー道場ジャパンに無償で提供する。

 「道場マップ」の開発者の一人である石原淳也さんは、コーダー道場 調布の主催者で、位置情報を使い、街歩きをしながらクイズを解いたり、その場所にまつわるクイズを設置したりできるサービス「まちクエスト」の開発・運営者。

 コーダー道場ジャパンの代表理事を務める安川要平さんは「数年前から日本のコーダー道場の公式サイトを地図から探せるサービスがあればと考えていた。石原さんが地図情報サービスを提供するジオロニアに加わったと聞いて、たまたまイベントで会った時に石原さんに投げかけたことがきっかけとなった」と話す。

 石原さんは「Geolonia Mapsを使えばできると即答した。ジオロニア社内にコーダー道場に関わりを持つ経営者や技術者がいたことで連携はスムーズに進んだ」と話す。

 安川さんは「開発の中で最も重要だったのは、アイルランドのCoderDojo財団が持つ英語の情報と、コーダー道場ジャパンが持つ日本語の情報の突き合わせだった。コーダー道場こだいらを主催する、とがぞのさんが、こつこつと整理している公開データを知っていたので、その公開データを活用させていただいた」とも。

 サービスのソースコードは、地図を使ったアプリ開発の参考になるよう開発プラットフォーム「GitHub(ギットハブ)」上で公開している。石原さんは「コーダー道場の場所を見つけるだけでなく、公開されている道場マップのソースを、未来の開発者の卵や地図好きのコーダー道場参加者に役立ててもらいたい」と期待を込める。

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