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芳林堂書店で中世サバゲー「ナイトウォーズ」 騎士使用の武具や防具を再現

「アーマードバトルイベント中世サバゲー『ナイトウォーズ』」の様子

「アーマードバトルイベント中世サバゲー『ナイトウォーズ』」の様子

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 西洋剣術スクール「キャッスル・ティンタジェル」による「アーマードバトルイベント中世サバゲー『ナイトウォーズ』」が12月11日、「芳林堂書店高田馬場店」(新宿区高田馬場1)で開催された。

「アーマードバトルイベント中世サバゲー『ナイトウォーズ』」で激しく競り合う様子 その1

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 「キャッスル・ティンタジェル」(豊島区目白4)は、2008(平成20)年に開講した西洋剣術のスクール。運営する「ティンタジェル」は、映画、ゲーム、アニメなどに剣術のアドバイスやモーションキャプチャーの提供も行う会社。「ナイトウォーズ」は中世ヨーロッパの騎士が使用していた武具や防具を忠実に再現したものを装備して戦うスポーツ「アーマードバトル」をサバゲー風にアレンジしたもの。

 芳林堂書店高田馬場店での「ナイトウォーズ」関連イベントは、昨年3月に続き2回目。8階の屋外にあるスペースを会場に、35人のファイターが2つのチームに分かれて戦った。約60人が観戦し、6人がスクワイア(騎士見習い)の体験レッスンを行った。

 会場全体を使う「メーレーバトル(集団戦)」、3つのエリアに分けて、ファイターの配置を工夫する「テリトリーバトル」、女性ファイターの団体戦「レディースバトル」、映画「サルート・オブ・ザ・ジャガー」の中で行われたスポーツを参考にした「ブラッド・オブ・ヒーロー」の4つのシナリオ(ルール)で順番に進行した。

 途中から小雨となったが、約30キロある甲冑(かっちゅう)を身に着けたファイターがぶつかり合う様子や音に、観客からは歓声が送られ、戦う様子を撮影する人の姿が見られた。

 体験レッスンの参加者は「西洋のよろいに興味があり、よろいの構造を直接見たくて参加した。楽しかったが、もたもたしてしまい難しかった。ある程度練習が必要だと感じた」と話す。

 芳林堂書店の大内学さんは「久々の開催だったが、楽しいイベントとなった。当社のグループの中でも広い会場は高田馬場店にしかないので、また開きたい」と話す。

 「キャッスル・ティンタジェル」のジェイ・ノイズ社長は「とても満足できる良いゲームだった。毎回異なるゲーム設定にしているが、今回は観客の方に分かりやすいシンプルなルールで行った。今後は都内の屋内で実施したり、中世の他のコンテンツも一緒に紹介したりできれば」と意気込む。

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