「内藤とうがらし」を使ったメニューを提供する街バルイベント「バル辛フェスタ2019」が、10月5日~9日に開催される。
「バル辛フェスタ」駅ナカ・コンビニ「トモニー西武新宿駅店」のサイネージ
江戸時代に新宿から大久保方面にかけて栽培されていたという「内藤とうがらし」。2012(平成24)年から「内藤とうがらし」を復活させる取り組みが行われており、同イベントはその一環。高田馬場周辺の飲食店が工夫を凝らし「内藤とうがらし」をアレンジした特別メニューを提供する。主催は、バル辛フェスタ実行委員会とアトム通貨内藤とうがらし再興プロジェクト。
今年は、西武鉄道が新たな取り組みとして、イベントに合わせて、発駅から高田馬場(または池袋)駅までの割引往復運賃と「バル辛フェスタ 2019」当日券(引換券)をセットにした企画乗車券「バル辛フェスタ2019きっぷ」の販売を行う。
もう一つの新しい試みとして、各店舗、西武鉄道オリジナルコースターを使ってドリンクを提供する。コースターは参加者が自由に持ち帰ることができる(非売品・各店舗なくなり次第終了)。
参加店鋪は、「WineBar ESTASI エスタージ」「日本の味 和」「克ッ 高田馬場」「ノング インレイ」「酎ばっか」「BABABAR」「Music & Bar Largo」「Wine bar Sirocco」(以上、高田馬場2)、「炭火ダイニング shiba」「和ダイニング 角家」「2ND HALF」「ちひろの食卓」「フォルトゥーナ」「スペインバル ラ・セパ」「一酔万笑」「中華料理 琥珀(こはく)」(以上、高田馬場3)、「中国厨房(ちゅうぼう) 一番飯店」「イタリアンバル HYGEIA(ハイジア)」「戸山口バルBaBacchus」(以上、高田馬場4)、「そば居酒屋 太閤(たいこう)」(大久保3)、「発酵キッチンtokotoko」(豊島区高田3)の21店鋪。
参加者は4枚つづりのチケットを購入することで、好きな店で「内藤とうがらし」のメニューを楽しむことができる。チケット1枚ごとに1フードと1ドリンクを提供。参加店のジャンルは和食、中華料理、アジア料理、イタリアンなど多くの種類がある。実行委員会の日高海さんによると、「一つの店舗で数種類のメニューがあり、全100種類以上の内藤とうがらし料理を堪能できる」という。
日高さんは「バル辛フェスタを始めて6年目となり、「内藤とうがらし」の知名度は年々上昇している感覚がある。発祥の地である新宿区で実際に味わっていただくことはとても理にかなったこと。一つの食材をお題としたイベントのため、参加店舗がそれぞれどのような創作料理を用意するのかが楽しみの一つ。4枚つづりのチケットを利用して、いろいろな店をハシゴして食べ比べをしてほしい」と、参加を呼び掛ける。
チケットは、前売り=3,000円、当日=3,500円。前売り券は10月4日まで販売。イベント参加店、西武鉄道の駅ナカ・コンビニ「トモニー」(高田馬場駅橋上店、高田馬場駅早稲田口店)で購入できる。