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早稲田の教育ベンチャー「メイツ」がKDDIと提携 オンライン学習支援サービスを提供開始

メイツの遠藤尚範社長

メイツの遠藤尚範社長

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 教育系ベンチャー「メイツ」(新宿区高田馬場2)は4月13日、通信事業大手「KDDI」と家庭学習支援サービスの提供に向けパートナーシップを構築したと発表した。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う教育環境変化に対応し、オンライン学習支援サービスを一部前倒しで提供を始めた。

進学塾メイツ 高田馬場校の室内

 「メイツ」は2014(平成26)年設立。個別指導塾の運営と共に教育アプリケーションの開発・販売を行う。運営する塾で起こる現場からの課題を教育アプリケーションの開発に生かせる強みを持つ。「教育をアップデートする」との理念の下、ITを教育に取り入れ、教育現場の課題解決や教育の最適化を目指す。

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 メイツの遠藤尚範社長は「今回の協業は、EdTech(教育とテクノロジーの組み合わせ)で、モチベーション管理を請け負えるような、全く新しいサービスを作ろうという思いがKDDIと一致することで実現した」と説明する。

 中高生の家庭学習においては、テレビやSNSなどに没頭して計画的に学習が行えない生徒側の問題や、多忙により家庭学習まで指導できないといった学習塾側の課題があるという。両社はオンラインで学習計画管理や質問対応などのサービスを提供し、自宅での学習を習慣化できるよう支援する。

 具体的には、今回の提携により、両社が独自に構築したオペレーションセンターによる「計画支援サービス」「質問対応サービス」と、スマートフォンやタブレットで使える「学習スケジュール管理アプリ」を提供する。メイツは「質問対応」の運営と同サービス全体の販売を担い、KDDIは同サービスのプラットフォーム開発やデータ解析などを行う。

 新型コロナウイルス感染拡大による休校措置が行われていることから、「計画支援サービス」「質問対応サービス」については、メイツが運営する学習塾「進学塾メイツ」「個別指導塾WAYS」で、13日からサービスを前倒しして開始。「学習スケジュール管理アプリ」は今夏の提供開始を予定している。

 遠藤さんは「サービスの開始は少し先を考えていたが、新型コロナウイルス流行を受けて学校休校が長引いたため、急きょ、当社の運営塾で、モチベーション管理サービスと質問対応サービスの提供を始めることとした。外出自粛の中、『生徒たちの学びを止めない』ために自宅学習のサポートとなれば」と話す。

 「一刻も早い新型コロナウイルス終息を願いながら、どんな状況の中でも、できることはあると考えている。精いっぱいの活動を通じて、必要な教育サービスを提供し続けたい」と意気込む。

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