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鶴巻町の油そば専門店「麺珍亭」が移転リニューアル 「良い意味で変わらない」

移転しリニューアルした「東京麺珍亭本舗鶴巻町本店」の開店時の様子

移転しリニューアルした「東京麺珍亭本舗鶴巻町本店」の開店時の様子

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 油そば専門店「東京麺珍亭本舗(以下、麺珍亭)」の鶴巻町本店(新宿区早稲田鶴巻町)が3月12日、移転しリニューアルオープンした。

東京麺珍亭本舗鶴巻町本店のみで提供している「奈々SP油そば」

 1997(平成9)年1月13日のオープン以来、早大生や熱心なファンから親しまれてきた「麺珍亭」鶴巻町本店。当時、マジックバーを経営していた創業者が「毎日食べても飽きない」メニューとして油そばを開発。早稲田大学周辺の飲食店「ワセメシ」の中でも人気店となっている。

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 麺珍亭は昨年7月に店舗建物の取り壊しにより、移転することを発表。ツイッターで移転先の希望を聞くアンケートを実施していた。その後、鶴巻町本店から徒歩2~3分以内の立地という条件で物件を探し続け、昨年12月に移転先を確保し、旧本店は1月11日に営業を終了した。旧店舗の最後の客は、近隣の学生寮に住む学生たちだった。

 1月25日から新店舗の工事に着手。3月9日に引き渡しを受け、オープンに向けた準備を進めてきた。麺珍亭の櫻井良輔さんは「旧本店の雰囲気と伝統をなるべくそのまま持ってきたかった」と話す。旧本店から看板、のれん、椅子などを引き継ぎ、旧店舗の面影が残るよう工夫した。

 新たな内装でもカウンターの高さを同じにしたり、足置き場をつくったり、入り口ドアを冊子にしたり、旧本店の雰囲気をできるだけ追求。旧店舗では、客席の後ろを通ると触れてしまうくらいの狭さだったが、客席、厨房ともに横幅が倍くらいになり、空間的な余裕ができた。9席。

 新調したという券売機には、声優・歌手の水樹奈々さんの結婚を祝した記念メニュー「奈々SP油そば」がレギュラーメニューとして登録された。これまでは通常の油そばの食券に加えて「奈々SPへ変更」の食券も必要だった。水樹さんの熱心なファン「奈々クラ」の人たちからツイッター上での要望が多く、券売機にも反映される形となった。

 移転後のオープン初日には、常連客や学生ら9人が店頭に並び、開店を待ちわびた。開店時間の11時になると店長が旧店舗で使用していたのれんを掛け、「お待たせしました。どうぞ」と客に声を掛け、営業を開始した。

 櫻井さんは「鶴巻町本店にあししげく通っていただいていたお客さんが、鶴巻町本店にきて『良い意味でまったく変わらないね』と思っていただけることを目指して準備をしてきた。これからも、そのように思っていただけるように頑張っていきたい。本店の積み重ねてきた24年間の歴史、これからも本店として歴史を守っていきたい。末永くお客さんに愛される店にしていければ」と意気込む。

 営業時間は11時~翌3時(日曜・祝日は24時まで)。緊急事態宣言中の3月21日までは20時まで。

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