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高田馬場のゲーセンミカドが「ミカドちゃん」の声優募集 「コラボなど幅広く展開」

高田馬場の「ゲーセンミカド」のマスコットキャラクター「ミカドちゃん」と設定資料

高田馬場の「ゲーセンミカド」のマスコットキャラクター「ミカドちゃん」と設定資料

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 高田馬場のゲームセンター「ゲーセンミカド」(新宿区高田馬場4)が6月21日、マスコットキャラクター「ミカドちゃん」のVTuberの声優の募集を始めた。

「ミカドちゃん」がパッケージになっている「雷電IV×MIKADO remix」の限定版

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 「ゲーセンミカド」は、昨年4月、今年2月にそれぞれクラウドファンディングを実施したり、「ゲーセンミカド×ナツゲーミュージアムin白鳥会館」(同)を昨年11月にオープンしたり、コロナ禍において、新しい取り組みを継続している。4月には「モス」(台東区)の開発するシューティングゲーム「雷電」がコラボしたNintendo Switchソフト「雷電IV×MIKADO remix」が発売となり話題になった。

 同店が運営するユーチューブチャンネルではイベントのライブ配信やアーカイブなどの動画を公開しており、2014(平成26)年にチャンネルを開設。6月23日現在、約8.6万人のチャンネル登録者数があり、これまで1億回近い視聴がされている。コロナ禍において、店舗を訪問できないファンにもゲームセンターの雰囲気を伝えており、ファンからも根強い人気がある。

 「ミカドちゃん」のVTuberは昨年11月に発表。2度目の緊急事態宣言により、いったん開発がストップしていたが、クラウドファンディングの支援などもあり、再度開発に着手していた。「ミカドちゃん」は漫画家・押切蓮介さんにより作画されたマスコットキャラクター。これまで、さまざまなグッズでも展開されてきた。

 声優募集に合わせ「ミカドちゃん」の設定資料も公開。「変動年齢16歳~18歳」をはじめユニークな設定がツイッターで話題になった。変動年齢の理由は「昼は基本16歳、夜は風営法対策のため18歳」(ゲーセンミカド)という。極度のかんしゃく持ち、ご法度の台パンチもちゅうちょ無く実行、客へのやじもひどく、負けると相手を殴るなど、ゲームセンターのマスコットキャラクターにもかかわらず、出禁になりかねない設定となっている。肝心のゲームの腕前は「昇龍拳のコマンドすらできない」。

 参加資格は声優として活動するための日本語能力、今年4月1日時点で満18歳以上の女性、ゲームが好きな人、週1回以上(1時間程度)の配信ができる人など。配信は自宅からも行え、機材はゲーセンミカドが用意する。配信にはギャランティーが支払われる。応募はウェブと郵送で受け付ける。指定のせりふ原稿のサンプル音源の送付が必要。

 ゲーセンミカドの運営部本部長・深町泰志さんは「いったんは頓挫しかけたVTuber『ミカドちゃん』だが、多くの方からのクラウドファンディングでの支援のおかげもあり、ここまで進捗(しんちょく)することができた。VTuber『ミカドちゃん』はさまざまなコラボで展開を予定しており、幅広い分野で活躍してもらう予定。多くの方に応募していただければ」と呼び掛ける。

 募集は7月4日まで。

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