油そば専門店「東京麺珍亭本舗(以下、麺珍亭)」の鶴巻町本店(新宿区早稲田鶴巻町)が再度移転すると12月10日、ツイッターで発表した。
麺珍亭と早稲田大学放送研究会のコラボメニュー「サルサチキン油そば」
1997(平成9)年のオープン以来、早大生や熱心なファンから親しまれてきた「麺珍亭」鶴巻町本店。建物の老朽化による取り壊しに伴い、創業店舗での営業を今年1月に終了し、徒歩3分ほどの場所にある現店舗に3月、移転リニューアルしていた。
今回の移転も建物の取り壊しに伴うもの。7月に現店舗立ち退きの話が出たため、再度移転先を探すことになり、徒歩6分程度のリーガロイヤルホテル東京に隣接する物件を移転先として確保した。麺珍亭の櫻井良輔さんは「創業店舗から近い物件を探していた」と話す。
再移転先の店舗は現店舗より少し広いため、9席から10席に増やす予定。オープン日時は決定していないが、1月中旬から下旬を予定しているという。現店舗の最終営業日は未定。
再移転をツイッターで発表すると「え…まだ移転してから足を運べてもいないのに…」「不遇過ぎます…」「え。あそこ目の前に白枠あっていいししかもまさかの4か月目でそんな話でるとは誰も思わないよな、、、」「なんと。。。まさかの展開に驚きを隠せませんね。。。新しい場所に行っても麺珍亭さんには通いますとも」(以上、原文ママ)などの反応があった。
櫻井さんは「コロナ禍において2度目の立ち退きとなってしまったが、創業25年の元祖油そば専門店として絶対に負けるわけにはいかないと決意している。この早稲田の地が私たちの原点。移転先でも安心して『麺珍亭は変わらずおいしい』と言ってもらえるように尽力したい」と意気込む。
現店舗の営業時間は11時~翌3時(日曜・祝日は24時まで)。