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目白「切手の博物館」で25周年記念イベント 特別展やSNSでの振り返りなど

切手の博物館 エントランスのサイン

切手の博物館 エントランスのサイン

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 「切手の博物館」(豊島区目白1、TEL 03-5951-3331)が現在、グランドオープン25周年を記念したイベントを開催している。

「切手の博物館 ありがとう25周年!」バレンタイン限定ポスト

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 切手収集家・水原明窓が私財を投じ、1988(昭和63)年に運営母体となる財団を設立。翌年、渋谷区で博物館を仮オープン、1996(平成8)年4月8日に現在の立地でグランドオープンした。

 現在、国内外の切手約35万種、ステーショナリー類約1万5000枚、切手関連の書籍・カタログ約1万3000冊、切手関連の雑誌・オークション誌約2000タイトルを所蔵。郵便切手に関する研究調査のほか、その魅力を伝えるため、さまざまな企画展や「切手はり絵」などの体験ワークショップなどの事業を行っている。郵便切手の専門博物館は世界でも珍しいという。

 昨年4月より1年間を通じて、記念イベントを展開している。現在開催中のイベントは、ポストカードやグリーティングカード、レターセットの購入者を対象に、郵便を送る相手を同館に招待できる「お便りでプレゼント」、25周年を記念した来館記念スタンプの設置、開館25周年にちなみ、毎月25日に25日生まれの人の入館無料招待、来館者25人に1人へのオリジナルフレーム切手進呈など。オンライン企画としてフェイスブックでも25年を振り返る。

 また、切手の博物館開館25周年記念特別展として「広がれ!楽しい切手の輪」をテーマに、さまざまな郵趣家の作品を展示する。

 特別展を企画した学芸員の田辺龍太さんは「収集家として活躍されている人に声掛けして貸し出していただいた。パソコンの普及も手伝って、それぞれの趣味や興味に沿って収集された切手の見せ方にも工夫があり個性が際立つ。切手の世界には広がりがあること、楽しみ方はいろいろあるということを知ってもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は10時30分~17時。月曜休館。観覧料は、大人=200円、小中学生=100円ほか(毎月23日の「ふみの日」は無料)。特別展「広がれ!楽しい切手の輪」は13日まで。2月11日には豊島区臨時出張所を開設して、25周年記念のハート型小型印を押印する。

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