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大隈通り商店会が母の日に合わせ似顔絵展 「ハートウオーミングな商店街を」

「こだわり商店」店主の安井浩和さんと「こはぜ珈琲」店主の谷川隆次さん(左から)

「こだわり商店」店主の安井浩和さんと「こはぜ珈琲」店主の谷川隆次さん(左から)

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 早大近くの「大隈通り商店会」が母の日に向けて開催する「お母さんの似顔絵展」で展示する作品を現在、募集している。

応募された作品=大隈通り商店会が母の日に合わせ似顔絵展

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 大隈通り商店会にある街路灯の柱に母親の似顔絵を掲示する企画。街路灯は東京2020オリンピック競技大会開催前にリニューアルしたこともあり、金メダルをほうふつさせる金色になっている。早大卒のオリンピアンの手形が装飾されていることも特徴。早大生からの提案で、4月1日からは早大の学生サークルの新歓ポスターを掲出していた。

 企画した「こはぜ珈琲(コーヒー)早稲田店」店主で、商店会副会長の谷川隆次さんは「個店でも母の日の取り組みが行われているが、街全体でやることで、より多くの人に見てもらうことができ、人の輪が広がるようなことができればと考えた」と話す。

 産地直送品などを扱うスーパーマーケット「こだわり商店」「こはぜ珈琲」で台紙を配布している。似顔絵を描き、ニックネームと年齢を書いていずれかの店舗に持参すると、地域通貨の「アトム通貨」50馬力(50円相当)がもらえる。匿名での応募も可能。作品の返却はしない。

 すでに早大生の描いた似顔絵が集まっている。谷川さんは「みんな、久々にそういうことをするのが新鮮みたいで、童心に返る感じで、キャッキャしながら友達同士で描いてくれたりしている。幅広い年代の方に参加してもらえるとうれしい」と話す。

 「こだわり商店」店主で、商店会会長の安井浩和さんは「6月には父の日に合わせて、お父さんの似顔絵を募集する予定。これからも人のつながりが感じられるハートウオーミングな商店街を目指していきたい」と話す。

 受付期間は5月15日まで。掲示は5月1日~31日。

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