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高田馬場駅前の居酒屋「極ッ」 困難乗り越え10周年

10周年を迎えた「極ッ」の店主の金澤和輝さん(右上)

10周年を迎えた「極ッ」の店主の金澤和輝さん(右上)

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 高田馬場の居酒屋「極ッ(ゴッツ)」(新宿区高田馬場2、TEL 03-6302-1144)が7月13日、10周年を迎えた。

「極ッ」 店主 金澤和輝さん(右)とスタッフ

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 同店はJR高田馬場駅早稲田口向かいの雑居ビル「タックイレブン」の1階に2013(平成25)年に「克ッ(カツ)高田馬場店」としてオープン。当時、店長だった金澤和輝さんが2018(平成30)年に4月に独立して同店を引き継いだ。2021年8月、金澤さんの中学・高校時代のあだ名から「極ッ」と店名を改めた。

 創業当時、明け方まで営業をしていた同店には、仕事を終えた同業者が集まるようになった。2017(平成29)年からは、いつも店に来てくれる仲間へのお礼の気持ちから、よろい武者姿で近隣飲食店を巡る暮れのあいさつ回りを続けてきた。金澤さんは毎年クリスマスイブに、米大リーグの大谷翔平選手が所属するエンゼルスで、本塁打を放った選手にかぶせる兜を製造する「甲冑(かっちゅう)工房丸武」製のよろいかぶとを自ら着付け高田馬場周辺を練り歩いている。

 季節の野菜を豚バラ肉で巻いた「野菜巻き」や京都から直送する朝挽きの京鴨の炭火焼きを看板料理とするほか、漁港や養殖場、農家に足を運んで仕入れる季節の魚介や野菜、狩猟免許を持つ金澤さんが仕留めたジビエ料理などを日替わりで提供する。完全お任せ、2時間飲み放題付きの「極ッ宴会コース」(日曜~木曜=4,400円、金曜・土曜=5,500円)もある。

 10年を振り返り金澤さんは「あっという間だった。この間、コロナ禍のほか、難病による2回の入院、水漏れによる3回の休業など、いろいろなことがあった。この困難を乗り越え10周年を迎えられたのは全てお客さま、近隣の飲食店の仲間のおかげ」と話す。「いつか感謝の気持ちを込めてもっと街を盛り上げるお祭りイベントを開催できれば」とも。

 営業時間は18時~翌2時。

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