高田馬場を拠点に活動するライターの尾越まり恵さんと岸のぞみさんが設立した「ライフメディア」(新宿区高田馬場1)が8月8日、同社が運営するウェブメディア「わたしの決断物語」を書籍化した「わたしの決断物語-85人の人生の記録-」を発売する。
「わたしの決断物語-85人の人生の記録-」=ウェブメディア「わたしの決断物語」が書籍化
「わたしの決断物語」は転職や独立、結婚、出産、移住などの人生の決断を掲載するウェブメディア。2022年4月の立ち上げからこれまで500人以上の決断を紹介してきた。同社では出版事業を立ち上げ、同書が初の紙書籍となる。
「幅広い世代の方の人生の決断を掲載しているが、サイトがなくなってしまったら伝わらなくなってしまうので、書籍化は立ち上げ当初から構想していた」と尾越さん。「実際に取材した生の声、生の人生の記録を、次の時代に伝えていきたいという思いがずっとあった。災害も多く、コロナ禍もあった激動の時代を、人生や決断という切り口で残していくのは時代を映す資料的な価値もある」と話す。
同書ではウェブに掲載した記事を再編集し、時代性を反映させたという「はたらく」や「東日本大震災」「新型コロナ」「恋愛・結婚・出産・子育て」など9つの章を設け、85人の人生の決断を掲載する。各章には編集部の解説と専門家の解説を掲載するほか、社会学者の三浦展さんの総合解説も掲載する。
岸さんは「実際に取材していると、全然うまくいってなくても、それでも良いんだなと思える。そんな元気になる話をたくさん収めているので、ぜひ手に取ってほしい」と呼びかける。尾越さんは「人生うまくいく時もいかない時もあるが、悩んだ時に誰かの人生の物語はきっと力になると信じて取材を続けてきた。それを感じてもらえば」と話す。
出版を記念して、読者の心に残った決断を決める「『わたしの決断物語』AWARD 2026」を11月12日、コワーキングスペース「CASE Shinjuku」(高田馬場1)で開催する。9月末まで、「読者が選ぶ! わたしの決断物語賞」の投票を同サイトで受け付けている。
仕様はA5判・並製、264ページ。価格は1,980円。全国の書店のほか、オンライン書店で扱う。