早稲田大学公認学生団体「早稲田リンクス」が早稲田祭初日の11月2日、「きゃりーぱみゅぱみゅ×早稲田アリーナ わせだでいやほい presented by WASEDA LINKS」を開催する。
「人と情報の交差点」をモットーに、フリーペーパー、イベント、ウェブメディアの3媒体で活動する学生で組織する同サークル。昨年の早稲田祭では、小説家の奥田亜希子さんと青葉悠さんを招き、それぞれの文学作品から「平成」について考える企画を行った。一昨年は、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんと「幻冬舎」所属編集者の箕輪厚介さんを招き、現在のメディアを分析し未来のメディアを考察する企画を行った。
1957(昭和32)年に完工した記念会堂に代わる多目的施設として、「早稲田アリーナ」(新宿区戸山1)が昨年12月に完成してから、初めて迎える今年の早稲田祭。式典時に約6000人を収容可能な早稲田アリーナがどのように活用されるのか、かねて学生や大学関係者の注目が集まっていた。
同イベントでは4000人を定員とし、「早稲田祭の各企画の中でも最大規模の動員を目指す」という。当日は、7年ぶりの早稲田祭出演という歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが人気曲を中心にパフォーマンスを披露する予定。
チケットは全席指定、学内=2,500円(10月14日~19日、大隈銅像付近チケットブースで販売)、一般=3,000円(イープラスで10月9日10時販売開始)。学内販売は、学生証1枚で4枚まで購入できる(他大学の学生証でも可)。
早稲田リンクスで同イベントを統括する栗山知歩さんは「きゃりーぱみゅぱみゅさんは2012(平成24)年の早稲田祭の際、記念会堂でライブを行った。『早稲田祭2019』の早稲田アリーナ企画の記念すべき最初のゲストとしてきゃりーぱみゅぱみゅさんをお迎えすることができ、サークル員一同大変うれしく思っている」と話す。
「2014(平成26)年の早稲田祭を最後に、記念会堂は2015(平成27)年から建て替えが始まり、昨年12月、早稲田アリーナとして新しく生まれ変わった。建て替え工事期間中は大規模ライブに対応できる会場がなかったため、2014年以来の約4000人を収容する大規模ライブイベントとなる。早稲田祭が盛り上がることは間違いない。多くの方々にご来場いただければ」と呼び掛ける。
12時開演。