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西早稲田のラム肉専門店「羊のロッヂ」が「ラムゲタン」 骨を生かした新メニュー

「ラムゲタン」を仕込むために、ダッチオーブンに材料を入れ煮込む様子

「ラムゲタン」を仕込むために、ダッチオーブンに材料を入れ煮込む様子

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 西早稲田のラム肉専門店「羊のロッヂ」(新宿区西早稲田3、TEL 03-6457-3929)が11月10日、新メニュー「店主特製ラムゲタン」の提供を始めた。

「羊のロッヂ」が提供する「店主特製ラムゲタン」

 一般的なジンギスカン鍋ではなく、「焼き」と「ゆで」が同時にできる「外堀式鍋」を使っていることが特徴の同店。真ん中の山でラム肉を焼き、外堀では野菜やラム肉のしゃぶしゃぶ「ラムしゃぶ」を楽しむことができる。2017(平成29)年のオープン以来、地元の客を中心に利用されリピーターも多い。

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 新メニューの「ラムゲタン」は、サムゲタンで使う丸鶏の代わりに、羊の骨や骨の周りの肉を使ったもの。ハリギリ、うこぎ、くわ、ナツメなどの漢方とニンニク、タマネギ、ショウガと羊の骨を約4時間煮込みスープを作り、もち米を入れ仕上げる。鍋はダッチオーブンを使い、圧力鍋と同じように内部の圧を高めて食材を加熱する。

 「ラムゲタン」を提供するきっかけになったのは、店主の越坂部(おさかべ)忠生さんが、今年6月ごろに羊牧場を訪問したこと。羊に名前を付け、愛情を注ぎながら育てる羊農家の姿に感銘を受け、「羊を余すことなく、命を頂くということを農家の人は望んでいるし、私もそうしたいと思ったので、肉も骨も生かしたメニューを開発した」という。

 さまざまなメニューを考案し試作を続けたが、納得のいくものができず新メニューづくりは難航。そんな中、スタッフの石川広夢さんが何気なく「羊の骨でサムゲタン、作れませんかね」と発した一言が決め手となった。プライベートでサムゲタンをよく作っていたという越坂部さん。数日後には材料をそろえ、「ラムゲタン」の試作を始めた。

 単品の「店主特製ラムゲタン」(1,298円)に加えて、「ロッヂコース」(2,880円)の追加メニューとして「ラムゲタン(小)」(300円)も提供する。

 店主の越坂部(おさかべ)忠生さんは「サムゲタンは漢字だと『参鷄湯』と書くため、羊の場合『参羊湯』となり、サムヤンタンと名付けたほうがいいかなとも思ったが、語呂が良いため『ラムゲタン』というメニュー名にした。試行錯誤を重ね羊の骨から出るうま味が凝縮されたスープができた。締めの一品として賞味いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間はランチ=11時30分~14時30分(土曜・日曜のみ)、ディナー=17時~23時。月曜定休。

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